若い世代ほど農業体験に興味 日本公庫が調査2014年10月1日
農山漁村の魅力は「新鮮な食材」
若い世代ほど農林漁業体験に興味をもっていることが、日本政策金融公庫(日本公庫)の調査でこのほど分かった。また農山漁村の魅力は「地元の新鮮な食材」との回答が多かった。
日本公庫は、今年7月に「今後の農山漁村との関わり方に関する意識」の調査を実施した。それによると今後、農山漁村とどのように関わっていきたいかを聞いたところ、50代以上の年代層を中心に、全体で35.9%が「地域の農産品などの購入を通じて応援したい」と回答。20代では「農作業を体験したい」との回答が25.0%あった。
農山漁村で余暇を過ごしてみたいかという質問には、「ぜひ過ごしてみたい」(7.2%)、「機会があれば過ごしてみたい」(49.2%)を合わせて56.4%が「過ごしてみたい」との意向を持っていることが分かった。
過ごす方法では、若い世代ほど「農林漁業の体験」への意向が強く、特に20代では32.9%と最多回答になっている。40代以上の年代層では「自然散策」や「直売所等での特産品の購入」などが多かった。
また農山漁村の魅力については、「地元の新鮮な食材」が68.8%で最も多く、次いで「豊かな自然環境」が65.5%だった。

インターネットによるアンケート調査で、全国の20歳代から70歳代の男女2000人が対象。
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