東日本は新発田商業高校が優勝 みんなDE笑顔2014年10月1日
全国高校生が“農家や地域を元気にする”アイディア競う
全国の高校生が「農家や地域を笑顔にする」アイディアを競いあう「全国高校生 みんなDE笑顔プロジェクト」(主催:JA全中)は9月27日に東日本地区大会を行った。
今年は、昨年より1校増えて全国各地から116校157チームがエントリーした。このうち、決勝には各地区大会を突破した2チームずつ計6チームが進出することになっている。
東日本地区大会で優勝したのは、新潟県立新発田商業高校の芝商商業クラブ。「芝 three 芝 show 『パワーリーフ」の知名度UPを目指して」と題したプロジェクトで、新発田発祥の新しい野菜「パワーリーフ」の知名度アップと地産地消を狙い、さまざまなメニューやレシピを開発し、直売や広報活動を行っている。
準優勝には、「アブに苦しむ畜産農家と牛も笑顔に『アブDA農』」で、家畜に害をもたらすアブの駆除方法を開発した福島県立郡山北工業高校の北工Re笑顔が選ばれた。
優勝、準優勝の2チームは、11月に都内で開催される決勝戦にコマを進めた。
このほか、審査を勝ち抜き東日本地区大会に出場したのは、
▽青森県立柏木農業高校・3色元気卵チーム「無駄なものなどひとつもない 平飼い3色元気卵プロジェクト」
▽宮城県農業高校・名取ハマボウフウチーム「仙台の伝統野菜栽培、遺伝資源の保護活動で、地域の活性化を」
▽群馬県立藤岡北高校・まるべりーず「世界文化遺産PR!桑の実商品で地域活性化」
▽長野県富士見高校・富士見高校農業クラブ「『目指せ!カレー家族』ルバーブカレーで地域を笑顔に」
の4チームだった。
◇ ◇
同イベントは、10月4日に福岡で西日本地区大会、同5日に中日本地区大会が開催され、決勝に進出する全6チームが決定する。
両地区大会の出場チームとプロジェクト名は次の通り。
【西日本地区大会】
▽広島県立油木高校・笑顔広げるミツバチ姫チーム「獣害から新たな資源へ?農村の6次産業の可能性?」
▽徳島県立つるぎ高校・3Cプロジェクト「みまから6次産業化を全国へ情報発信?映像の力で地域を元気に?」
▽福岡県立嘉穂総合高校・桂笑クラブ「桂川町をもっと笑顔に―桂川ひまわりプロジェクト―」
▽佐賀県立佐賀農業高校・サノ・ボヌール「長崎街道小田宿の地域おこしを目指して?サノ・ボヌールの挑戦?」
▽熊本県立鹿本農業高校・バイオ研究会「ふるさとを笑顔に! 竹チップでおいしい野菜をつくるモン!!」
▽大分県立玖珠農業高校・チーム野菜「バークを中心とした循環型農業の展開?校内から地域へ?」
【中日本地区大会】
▽岐阜県立加茂農林高校・里子「笑顔あふれる里山を取り戻せ!?『里山千年構想』への発展?」
▽岐阜県立大垣養老高校・食品化学班「養老孝子伝説再現プロジェクト」
▽静岡県立藤枝北高校・米の花「天然糀菌による発酵文化の復活?米の花を紡ぐ物語 日本酒編?」
▽京都府立桂高校・京の伝統野菜を守る研究班A「京の伝統野菜の新たな食文化の構築」
▽京都府立海洋高校・京都海洋ひとみの(人海農)リサイクルズ「京都海洋、ウニ・ヒトデのリサイクル?新たな価値の創造?」
▽兵庫県立篠山東雲高校・特産でeco&smile「特産でeco&smile ?篠山から始まる新たな物語?」
各チームの詳しいプロジェクト内容や、スケジュールはイベントの特設ホームページで。
(関連記事)
・成田西陵高校(千葉)が優勝 みんなDE笑顔プロジェクト(2013.11.25)
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(1)養豚農家に寄り添い疾病を防ぐ クリニック北日本分室 菅沼彰大さん2025年9月16日
-
【石破首相退陣に思う】戦後80年の歴史認識 最後に示せ 社民党党首 福島みずほ参議院議員2025年9月16日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(6)2025年9月16日
-
国のプロパガンダで新米のスポット取引価格が反落?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月16日
-
准組合員問題にどう向き合うか 11月15日に農協研究会開催 参加者を募集2025年9月16日
-
ファミリーマートと共同開発「メイトー×ニッポンエール 大分産和梨」新発売 JA全農2025年9月16日
-
「JA共済アプリ」が国際的デザイン賞「Red Dot Design Award2025」受賞 国内の共済団体・保険会社として初 JA共済連2025年9月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道訓子府町で じゃがいもの新品種「ゆめいころ」を収穫 JAタウン2025年9月16日
-
山形県産「シャインマスカット」品評会出品商品を数量限定で予約販売 JAタウン2025年9月16日
-
公式キャラ「トゥンクトゥンク」が大阪万博「ミャクミャク」と初コラボ商品 国際園芸博覧会協会2025年9月16日
-
世界初 土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功 農研機構2025年9月16日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(適用地域追加)NOSAI全国連2025年9月16日
-
農薬出荷数量は1.3%増、農薬出荷金額は3.8%増 2025年農薬年度7月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年9月16日
-
林業の人手不足と腰痛課題解消へ 香川西部森林組合がアシストスーツを導入 イノフィス2025年9月16日
-
農業支援でネイチャーポジティブ サステナブルの成長領域を学ぶウェビナー開催2025年9月16日
-
生活協同組合ユーコープの宅配で無印良品の商品を供給開始 良品計画2025年9月16日
-
九州・沖縄の酪農の魅力を体感「らくのうマルシェ2025」博多で開催2025年9月16日
-
「アフガニスタン地震緊急支援募金」全店舗と宅配サービスで実施 コープデリ2025年9月16日
-
小学生がトラクタ遠隔操縦を体験 北大と共同でスマート農業体験イベント開催へ クボタ2025年9月16日
-
不在時のオートロックも玄関前まで配達「スマート置き配」開始 パルシステム千葉2025年9月16日