TPP報告会 現場から「だまされた思い」の声 JA茨城県中央会2015年10月23日
米国アトランタで開かれたTPP交渉の閣僚会合に合わせて現地入りしていたJA茨城県中央会の加倉井豊邦会長が10月8日、水戸市でTPP交渉報告会を開いた。
当日は茨城県のJAや生協連等の関係者ら100人程が集まり、加倉井会長の報告に耳を傾けた。
報告を聞いた関係者からは、「我々を欺いて(合意内容が)できあがっていた。政治家にだまされたという思いだ」という怒りの声が上がった。また 「あそこまで譲歩したのは意外だった。肉牛への影響が心配」「一番の懸念は、農業のイメージダウンにより農家やJAの若い担い手が将来を不安視してしまうこと」といった懸念の声もあった。
今後、どのように対処していくかについて「食育やファンづくりなどイメージアップをしていく必要があるのでは」という意見も上がった。
(写真提供:JA茨城県中央会)報告を行う加倉井会長、報告会の様子
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