新規就農者6万5030人-27年調査2016年9月5日
平成27年の新規就農者は6万5030人で22年以降5万人台が続いていたが、6万人を超えた。農林水産省が9月2日に発表した。
就農形態別にみると、新規自営農業就農者は5万1020人で前年にくらべて10.1%増加した。このうち49歳以下は1万2530人で5.4%減少した。
新規雇用就農者数は1万430人で前年にくらべ36.3%増加した。このうち49歳以下は7980人で33.9%増加した。
新規参入者(経営の責任者・共同経営者)は3570人で前年にくらべ2.5%減少した。このうち49歳以下は2520人で4.9%減少した。
49歳以下の新規就農者は合わせて2万3030人で19年以降もっとも多くなった。
また、新規学卒就農者は3030人(新規自営農業就農1670人、新規雇用就農2060人)となっている。 男女別の割合は、新規自営農業就農者では男性=3万8990人、女性=1万2030人、新規雇用就農者では男性=7300人、女性=3120人、新規参入者では男性=2890人、女性=680人となっている。
農林水産省は新規就農し定着する農業者を倍増し、平成35年までに40代以下の農業従事者を40万人に拡大することを目標にしている。そのため原則45歳未満を対象に研修期間中に年間150万円を最長2年間交付する青年就農給付金事業(29年度概算要求では農業次世代人材投資事業)などを実施している。
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