殺菌剤、除草剤の売上のびる サンケイ化学が決算2013年1月21日
サンケイ化学(株)は1月17日、平成24年11月期決算短信を発表した。
売上高は前年に比べて1300万円(0.2%)増の64億8400万円だったが、販管費の増加などがあり営業利益は同4000万円(37%)減の6800万円、経常利益は同7000万円(30.4%)減の1億6200万円、当期純利益は同1700万円(20.4%)減の6800万円で減益となった。
薬剤の用途別売上高では、殺菌剤、除草剤が前年比増、殺虫剤、殺虫殺菌剤、その他用が同減となった。
殺菌剤は水稲用・園芸用がのび同6.1%増の9億5700万円、除草剤は畑作用・園芸用がのび同3.3%増の5億1300万円だった。
殺虫剤は園芸用が減り同2.5%減の36億5200万円、殺虫殺菌剤は水稲用が減り同4.5%減の4億8800万円だった。そのほかの用途では、フェロモン剤が減るなどして同1.5%減の3億8600万円だった。
農薬以外の売上高では、ゴルフ場の防除作業や森林用資材などが好調だったため、同15.5%増の4億8500万円となった。
次期は、▽独自剤の拡販、▽地域特性に対応する製品と環境負荷低減化製品の開発と新規商品の導入、▽農業・森林および緑化部門の普及販売強化、▽受託生産、などに注力し、売上高65億円、営業利益7000万円、経常利益1億5000万円、純利益7000万円を見込んでいる。
(関連記事)
・【人事速報】 サンケイ化学 (2月26日付) (2013.01.18)
・殺虫剤売上高減り業績予想を下方修正 サンケイ化学 (2013.01.15)
・フェロモン剤など落ち込み減収減益 サンケイ化学23年11月期決算 (2012.02.01)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































