ユーロ高で農業関連事業減益 BASF2014年8月20日
BASF(本社、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は7月末、2014年上半期の業績を発表した。全体では販売量が増え、大幅増益となったが、農業関連製品部門は為替の影響をうけて大幅減益となった。
全体の売上高は前年同期比1%増の185億ユーロ。特別項目控除前の営業利益(EBIT)は同12%増の21億ユーロだった。
事業部門別では、化学品と石油・ガスが大幅な増益となった一方、農業関連製品部門は減益だった。農業関連は販売量が安定していたものの、各国の主要通貨がユーロに対して下落したことと、研究開発費が増加したことで、特別項目控除前EBITは同5200万ユーロ(4%)減の4億3300万ユーロと減益だった。
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