「FOODEX JAPAN 2016(フーデックス ジャパン2016)」開催!2016年3月8日
(一社)日本能率協会と他4団体は3月8日、千葉市の幕張メッセでアジア最大級の国際食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2016(フーデックス ジャパン2016)」を開催した。11日までの4日間開かれ、バイヤーなど約7万7000人の来場者を見込んでいる。
オープニングセレモニーでは日本能率協会の山口範雄会長が世界78か国・地域から食品・飲料メーカーや商社らが参加することに感謝を述べ、開会宣言を行った。また農林水産省の岩瀬忠篤大臣官房審議官が昨年のミラノ万博で日本館が人気だったことなどに触れ、「食の国際交流の機会となること」を期待し祝辞とした。
展示会では「農林水産省海外展開・進出相談コーナー」が設けられ、日本公庫や(独)国際協力機構などが行っている支援をパネル紹介していた。担当者は「いくつかある支援をうまく連携して、海外展開をサポートしていけたら」と話した。飲食店やメーカーの海外進出支援に向けた個別相談が10日と11日に行われる。
◆「カリフローレ」 新野菜PR!
トキタ種苗(株)は、グストイタリアシリーズの「カリフローレ」を中心に新野菜をアピールした。「カリフローレ」はスティック状のカリフラワーで茎の食感と味を楽しめる。まるで花のように見えるため、パッケージも花束の形で販売している。
「タネから食卓まで」新野菜をプロデュースする同社は、青果流通「インターナショナルグリーンサービス」と、同社の種子を使っている生産者を中心に地産地消に取り組む「さいたまヨーロッパ野菜研究会」と隣接したブースで出展し、同社の品種のおいしさを知った食品流通関係者などが商談を隣接ブースで行えるよう工夫を凝らした。
◆小型製粉ユニット
(株)サタケは米粉パビリオンで小型製粉ユニットの一部やギャバ生成機能つきの家庭用精米機「マジックミル」などを展示した。小型製粉ユニットは、湿式製粉により、微細な粉砕が出来る。また「マジックミル」は通常の精米とギャバ精米を選ぶ事が出来る。
(写真)テープカットで盛大に始まった「FOODEX JAPAN 2016(フーデックス ジャパン2016)」と展示会の様子、カリフローレをPRするトキタ種苗、米粉パビリオンで製粉ユニットを紹介する(株)サタケ
(関連記事)
・TPP先立ち商談も アジア最大級の国際食品・飲料展 「FOODEX JAPAN 2016」開催 (16.02.24)
・「FOODSX JAPAN2016」に小型製粉ユニットなど出展 (16.02.22)
・スティック・カリフラワー ラッピングバスでキャンペーン トキタ種苗 (16.02.03)
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