調理師学校が「食育教室」開催 全国調理師養成施設協会2020年10月20日
全国調理師養成施設協会は、全国の調理師学校で食育普及のための参加型授業「食育教室2020」を開催。食育教室は今年で17年目を迎え、例年50校程度が参加する。今年度はコロナ禍で実施を見合わせる学校も多い中、全国から20校が参加を表明した。
食育教室は、食のプロを養成する調理師学校が、一般の人に食との向き合い方を考える機会を提供する場で、日本の食習慣をよりよいものとするために開催する食の体験型教室。10月は、食品ロス削減月間として農林水産省が集中的に普及・啓発に取り組んでいることから、同教室でも食を大切にする意識を育むことをテーマの一つとしている。
食育教室では、調理だけでなく、食材の旬や食事のマナー、社会とのつながりを意識した地産地消についても学ぶ。こども向けから大人向けまで、地域に根差したバラエティ豊かな内容で、学んだことを家庭でも実践できることを重視。コロナウィルス感染予防のため、自宅で過ごす時間が増えていることから、親子で調理を学べる内容を用意している。
◎「食育教室2020」概要
テーマ:「何を食べる?誰と食べる?どう食べる?」
1.どんなものを食べたら安全か、危険かという「選食」の力や知識を身につける
2.食事についてのしつけをしっかりと行うとともに、バランスのよい食事を心がける
3.食料や農業に関する問題や、環境問題を意識する
日程:2020年4月~2021年3月
場所:全国各地の調理師学校
開催校:17都道府県20校 (10月15日現在)
内容:テーマを踏まえた、地域性を生かした開催校独自の内容での講習や実習
受講者:小学生以上(小学生未満は保護者同伴)~大人※学校によって内容が異なる
講師:各調理師学校教職員(調理師、栄養士他)、学生・生徒
参加費:無料~※学校によって異なる
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日