深谷市「DEEP VALLEY Agritech Award 2020」で最優秀賞 アグリスト2020年11月2日
AIを活用した自動収穫ロボットを開発するアグリストは、埼玉県深谷市が主催する「ディープバレーアグリテックアワード 2020」の未来創造部門で最優秀賞を受賞した。同市が全国トップクラスの収穫量・作付面積を誇るきゅうりの自動収穫ロボットによる人手不足の解消をめざす取り組み案が評価された。
「ディープバレーアグリテックアワード」は、儲かる農業都市の実現のため、深谷市の農家が抱える農業課題を解決する技術「アグリテック」を表彰する取り組み。受賞者には、同市と担い手が連携しながら、さまざまな支援策が行われる。
そのファイナルが10月16日にオンラインで開催。アグリストは、農業の人手不足を解決する AI と収穫ロボットについてプレゼンテーションを行っい、深谷市が全国トップクラスの収穫量・作付面積を誇るきゅうり農家が抱える多くの課題を解決する可能性があり、最低限のシンプルな機能で安価なロボットの開発を目指している点が評価された。また、同社は、実用的な社会システムをめざし、現場で生産者と共同で収穫ロボットを開発し、宮崎県新富町と埼玉県深谷市という先進自治体での取り組みを連携させていく点も高く評価された。
同社が開発したピーマン収穫ロボットはすでに稼働が決まっており、ENEOSグループや地元地銀系VCから出資を受けて、従来収穫ハンドに比べて約10分の1の低コストで提供できる新規性・独自性の高い収穫ハンド(PCT国際特許請中)を農家と共同開発している。
農作物をカメラで画像認識して自動収穫するロボット
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