「人吉球磨・農業未来プロジェクト」農家の情報発信などを支援 フィリップ モリス ジャパン2023年6月29日
フィリップ モリス ジャパン合同会社と一般社団法人 RCFは、熊本県・人吉球磨地域における農業に関する情報をより多くの方へ発信することや、他地域とのネットワーキングを支援する「人吉球磨・農業未来プロジェクト」を発足すると発表した。
記者発表会の様子
熊本県は全国一位の認定新規就農者数を誇るなど全国屈指の農業県として知られているが、その中でも茶、栗、モモ等で県下一位の生産量を誇る人吉球磨地域は、2016年の熊本地震、2020年の豪雨災害により甚大な浸水被害を経験した。それに伴い、フィリップ モリス ジャパンは2020年に熊本県人吉市の復興支援プロジェクトを立ち上げ、RCF社とともに、地域に暮らす被災者の生活再建に向けさまざまな支援を行っている。
今回発足する「人吉球磨・農業未来プロジェクト」は、被災地域への継続的な支援活動の一環として、人吉球磨地域のさらなる経済発展を目指し、行政では介入しづらいソフト面を農家の皆様の声を聞きながら支援する取組み。今後は地域の農業に関する情報発信や、他地域との農家間ネットワーク構築支援等を通じて、人吉球磨地域の農業の未来のさらなる発展に向けてともに活動していく。
フィリップ モリス ジャパンがRCFに資金を拠出し、2023年7月~8月に実施する大学生向けインターンシッププログラムを通じた農業の魅力発信事業を皮切りに、農業の情報発信やネットワーキング支援を進めていく。具体的な内容は下記の通り。
①農業魅力発信事業
・農業の魅力や生産者のいきいきと働いている様子を発信
第一弾として7月上中旬および8月上旬に、九州地方の20歳以上の大学生10名程度が人吉球磨地域に滞在し、インターンシップを通じて、農作業を体験・取材しつつ、今後の農業の情報発信のあり方を企画
②ネットワーキング事業
・若手農家のつながりを支援し、人吉球磨地域としての一体感をさらに強化
・生産技術の共有やこれからの若手農家に必要な技術の研修、他地域の若手農家との交流や他地域への視察等を実施
・地域のこれからの担い手ともなる若手農家に対し、地域のあり方や未来を考えてもらう座学等の機会の提供
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