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大雪による倒木の危険性評価のための着雪モデルを開発 森林総合研究所2023年9月5日

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国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所らの研究グループは、スギを用いた着雪の野外実験から、気温-3~0℃での降雪は、樹木に付着しやすいことなどを明らかにした。また、今回得られた知見をもとに、本州以南の中山間地域など比較的温暖な積雪地における樹木への着雪量を、気象データから推定するモデルを新たに開発。大雪による倒木の危険性を"見える化"するツールとして今後活用される。

スギを用いた着雪の野外実験の様子スギを用いた着雪の野外実験の様子

同研究グループは、新潟県において降雪によりスギに付着する雪の量(着雪量)を測定し、気象データからスギへの着雪量を推定する着雪モデルを新たに開発。この成果は、大雪による倒木の危険性を評価して"見える化"するツールとしての活用や、倒木予防のための雪に強い森林づくりの実現に繋がる。

大雪による倒木は、木材生産に対する経済損失だけでなく、電気や交通などのライフラインの障害を引き起こす。倒木の危険性を評価するには、時々刻々と変化する樹木への着雪の状況を把握することが重要となる。樹木への着雪量を推定する従来のモデルは、寒冷なカナダの北方林でのデータをもとに開発されており、気温0℃前後における雪の性質の変化を考慮できていない。

同研究グループは、新潟県においてスギを用いた樹木の着雪の野外実験を行い、着雪の成長や落下の過程に及ぼす気象の影響を調査。実験から、気温-3~0℃での降雪は樹木に付着しやすいこと、0℃以上での気温や日射量に比例して着雪の融解による落下量が多くなること等を明らかにした。また、こうした野外実験から得られた知見をもとに、気象データからスギへの着雪量を推定する着雪モデルを新たに開発した。これにより、本州以南の中山間地のような積雪地としては比較的温暖な地域における着雪量の推定精度の大幅な向上を図った。

同研究成果は6月14日、『Hydrological Processes』誌でオンライン公開された。

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