農業における環境配慮の視点を実例から学ぶ 無料講義動画を公開 マイファーム2023年10月24日
マイファームは、農業を持続可能な産業にしていくために必要な環境配慮の視点を学べる無料オンライン動画教材を、YouTubeで10月23日から順次公開。農業高校や農業大学校等で学ぶ生徒・学生が、環境負荷軽減と経営を両立するポイントを分かりやすく学ぶことができる。
農業生産を今後も持続していくため、自然環境への負荷軽減を可能にする新技術の開発や、既存技術の見直しが進んでおり、農林水産省は2021年に「みどりの食料システム戦略」を策定。生産力向上を実現しながら環境配慮型の持続可能な農業を目指すことを宣言している。
この動画は未来の農業界を担う学生向けに制作され、「環境と調和した農業」を実践している3つの経営体として「スマート農業」「放牧酪農」「有機農業」から、環境負荷を軽減する農業技術と経営戦略の両方を学ぶことができる。
「スマート農業」では、次世代型全自動型レタス工場を事例とし、環境負荷軽減を実現する最新技術を学ぶ。また、「放牧酪農」における環境負荷軽減を、牛の生育環境や飼料などから学べる。さらに、「有機農業」では、化学農薬・化学肥料を使用しない有機農業だからこそ実現する農業経営を学ぶ。
動画は1テーマにつき3つの動画で構成され、1つの動画は約10分、1テーマ30分程度で用途に合わせて学べる。普段の授業の予習復習など、個人視聴が可能なほか、学校の授業でも利用できる。また、学校の授業には動画と併せワークシートや授業プランを用意しており、ウェブサイトから申し込める。
◎動画公開スケジュール(予定)
10月23日:プロローグ「環境と調和した農業とは?」
10月26日:①環境と調和した「スマート農業」(株式会社舞台ファーム)
11月2日:②環境と調和した「放牧酪農」(株式会社養老牛山本牧場W.E.C)
11月9日:③環境と調和した「有機農業」(株式会社金沢大地)
重要な記事
最新の記事
-
(394)Climate stripes(気候ストライプ)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月26日
-
地域医療の実態 診療報酬に反映を JA全厚連が決議2024年7月26日
-
取扱高 過去最高の930億円 日本文化厚生連決算2024年7月26日
-
【人事異動】JA全厚生連 新理事長に歸山好尚氏(7月25日)2024年7月26日
-
【警報】果樹全般に果樹カメムシ類 県下全域で最大限の警戒を 鳥取県2024年7月26日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2024年7月26日
-
今が旬の「夏酒」日本の酒情報館で提案 日本酒造組合中央会2024年7月26日
-
ヤンマーマルシェ、タキイ種苗と食育企画「とりたて野菜の料理教室」開催 カゴメ2024年7月26日
-
「ごろん丸ごと国産みかんヨーグルト」再登場 全国のローソンで発売 北海道乳業2024年7月26日
-
物価高騰が実質消費を抑制 外食産業市場動向調査6月度2024年7月26日
-
農機具王「サマーセール」開催 8月1日から リンク2024年7月26日
-
能登工場で育った「奇跡のぶなしめじ」商品化 25日から数量限定で受注開始 ミスズライフ2024年7月26日
-
東京・茅場町の屋上菜園で「ハーブの日」を楽しむイベント開催 エスビー食品2024年7月26日
-
鳥インフル 米国オハイオ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2024年7月26日
-
大玉すいか販売大幅減 小玉「ピノ・ガール」は前年比146.8% 農業総研2024年7月26日
-
千葉県市原市 特産の梨 担い手確保・育成へ 全国から研修生募集2024年7月26日
-
水産・農畜産振興 自治体との共創事例紹介でウェビナー開催 フーディソン2024年7月26日
-
新規除草剤「ラピディシル」アルゼンチンで農薬登録を取得 住友化学2024年7月26日
-
自由研究に「物流・ITおしごと体験」8月は14回開催 パルシステム連合会2024年7月26日
-
高槻市特産「服部越瓜」の漬け込み作業が最盛期2024年7月26日