産官学連携プラットフォーム「Seeds-Hub」18社が参画 研究シーズ172件に増加2024年5月15日
京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)と、AGRI SMILEおよびConvallariaが組成するSeeds-Hub協議会は、提供する産官学連携プラットフォーム「Seeds-Hub」への参画企業を18社に拡大。また、2023年10月のβ版リリース以降、掲載中の研究シーズも172件(5月6日現在)、登録研究者の所属研究機関数が28に増え、シーズ掲載中の大学の研究者と企業が共同研究に向けた協議を進めるなどの成果も得られている。
「Seeds-Hub」には、「研究成果を社会に役立てる」「それを担う企業人・研究者のコミュニティを育てる」というミッションに賛同し、パートナーとして18社の企業が参画。また、全国の大学、研究機関および研究者から、企業や他大学との連携により研究成果の社会実装を希望する研究シーズが掲載されている。
2023年10月のβ版リリースから約6か月のうちに、シーズ掲載中の大学の研究者と企業が共同研究に向けた協議が始まったり、Seeds-Hubをきっかけに研究者同士でのコラボレーションが進んだりと事例も報告されている。また、毎月実施しているSeeds-Hubミニセミナーには毎回100〜200人の事業会社・投資家・アカデミア研究者からの参加申込がある。
ミニセミナーでは、前半でシーズ掲載中の研究者の中から毎回1人または2人が共同研究提案を発表。後半のクロストークセッションでは当該研究者の人柄にも焦点をあてて協業の進め方の具体的なイメージを共有している。
なかでもクロストークセッションへの評価が高く、参加者アンケートでは、
「(建前の話ばかりでなく)発表者の人柄が伝わるところが良い」「アカデミアの先生方から企業にどのような協業を求めているのかを伺えた点が参考になった」「研究内容のみならず産学連携のギャップについて、率直なお考えを伺えたことが興味深かった」などの声が寄せられている。
<Seeds-Hubの参画方法>
◎研究者へ
URLからページ末尾の [アカデミアの方はこちら] から参加登録。自身の研究シーズ掲載を希望する際は、参加登録後に案内に沿ってシーズ掲載が可能。
◎民間企業、投資家へ
「Seeds-Hubの詳細説明希望」の旨を記載し、メールで連絡を。(メール)seedshub@agri-smile.com
◎官公庁、弁護士/弁理士など士業、アカデミアで産官学連携支援者へ
産官学連携の推進、法務や知財面での支援の拡充、およびSeeds-Hubの発展のために連携できる人を募っている。(メール)seedshub@agri-smile.com
参画企業
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 果樹園地で初めて確認 富山県2025年5月15日
-
【注意報】ムギ類赤かび病 多発リスクに注意 三重県2025年5月15日
-
"安心のお守り"拡充へ JA共済連 青江伯夫会長に聞く【令和6年度JA共済優績組合表彰】2025年5月15日
-
【地域を診る】観光・イベントで地域経済は潤うのか 地元外企業が利益吸収も 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(1)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(2)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(3)2025年5月15日
-
麦に赤かび病、きゅうりのアザミウマ類など多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第2号 農水省2025年5月15日
-
パッケージサラダ7商品 を価格改定 6月1日店着分から サラダクラブ2025年5月15日
-
なぜ「ジャガイモ―ムギ―ビート」?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第340回2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(1)2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(2)2025年5月15日
-
「JAグループ宮城 営農支援フェア2025」がラジオCMで告知 JA全農みやぎ2025年5月15日
-
いちごの収穫・パック詰め体験イベント開催 新規就農者研修も募集へ JA全農みやぎ2025年5月15日
-
就農希望者が日本の農業を"見つける" 2025年度の「新・農業人フェア」 農協観光と「マイナビ農業」2025年5月15日
-
JA三井リースが新中計「Sustainable Evolution2028」策定 課題解決で持続的成長目指す2025年5月15日
-
「NARO生育・収量予測ツール」にトマト糖度制御機能を追加 農研機構2025年5月15日
-
冷凍・国産オーガニックほうれん草 PB「自然派Style」から登場 コープ自然派2025年5月15日
-
独自品種でプレミアムイチゴ「SAKURA DROPS」立ち上げ 東南アジアの高級スーパーで販売 CULTA2025年5月15日
-
茨城の深作農園「日本さつまいもサミット」殿堂入り農家第1号に認定2025年5月15日