あの農産物も実はJGAP イトーヨーカドーで店頭イベント開催 日本GAP協会2025年7月3日
日本GAP協会は6月21日、買い物の合間にGAPについて学べる店頭イベント「 安全・安心、サステナブルな農業の証 JGAP ~クイズに答えて、素敵なプレゼントをもらおう!~」をイトーヨーカドー和光店(埼玉県和光市)で開催。当日は200組が参加し、持続可能な農業への関心を高めた。
JGAP7つの取り組みから関心のある項目を選ぶシールアンケートに参加する来場者
GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字を取ったもので農畜産物を生産するうえで生産者が守るべき取り組みのことで、安全・安心、サステナブルな農業の証 。日本GAP協会が運営するJGAP/ASIAGAPは、食品安全、環境保全、労働安全、農場管理、人権の尊重、家畜衛生やアニマルウェルフェア(動物福祉)の取り組みを基礎とした農場の認証制度となる。
同イベントは、JGAPの認知拡大を目的に行われ、当日は200組の来店客が参加。店内のイベント会場には、JGAPの取り組みやその意義を伝えるパネルを設置し、協会職員が直接JGAPの内容について説明した。来場者からは、「100項目以上の規準を守って農産物を生産している生産者がいることに驚いた」、「普段購入していた農産物がJGAP認証だったことを知り、今後は注目したい」、「重要な取り組みだと思うので頑張る農家を応援したい」、「買い物をするときにJGAPマークを探してみる」などの声が寄せられた。
また、JGAPがSDGsの達成にも貢献する取り組みであることについて、広く理解を得るきっかけに。特に、子どもが学校でSDGsを学んでいる親子連れも多く、熱心に説明パネルを読む姿が見られた。会場では、キャベツ、ピッコロトマト、枝豆、サニーレタス、小松菜、大葉など、多くのJGAP認証農産物を販売。買い物を通じて認証制度を実感できる機会となった。

さらに、JGAPに関するクイズも行われ、回答者には、JGAP認証農場のたまご(4個パック)をプレゼント。あわせて、JGAPの7つの取り組みの中で関心のある項目を選んでいただくシールアンケートも行われ、最も多くの関心を集めたのは「食品安全」、次いで「環境保全」だった。
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