「佐渡トキ応援お米プロジェクト」2025年度寄付金を佐渡市へ寄付 コープデリ2025年11月4日
コープデリ生活協同組合連合会の会員6生協は11月2日、佐渡市が進める環境に配慮した農業(生物多様性農業)の推進やトキの野生復帰の支援に役立てる『佐渡トキ応援お米プロジェクト』で集まった寄付金214万8456円を、佐渡市の「佐渡市トキ環境整備基金」に寄付した。

新潟市産業振興センターで2日に開かれた「コープデリにいがたフェスタ2025」で寄付金贈呈式が行われ、コープデリ連合会の熊﨑伸代表理事理事長と生活協同組合コープデリにいがたの登坂康史代表理事理事長が、佐渡市の渡辺竜五市長とJA佐渡の竪野信代表理事理事長に目録を贈呈した。
『佐渡トキ応援お米プロジェクト』は、2010年4月に佐渡市、コープにいがた(当時)、コープネット(当時)などで「佐渡トキ保護活動」を目的とした連携に関する協定締結から始まった。
コープデリグループの宅配サービスや店舗で販売している「CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリ」など対象商品の売り上げの一部を「佐渡市トキ環境整備基金」へ寄付し、「生きものを育む環境づくり」や「環境にやさしい米づくり」のために活用される。組合員が佐渡のお米を食べることで、トキと共生する米づくりを支えている。
今回の寄付により、2010年の同プロジェクト発足からの寄付金額の合計は、16年間で4187万1109円となった。これは、コープデリグループの組合員による商品利用が、10年以上にわたり佐渡の豊かな自然とトキの野生復帰を支えてきた証といえる。
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