薬草産業の将来展望でシンポ 7月12日2013年5月10日
中島肇法律事務所のシンクタンク部門であり、植物工場や漢方医療・薬草などの事業支援を行っている(株)ジュリスキャタリスト(代表取締役:加藤一郎、杉本佳代)は7月12日、星陵会館(東京・千代田区)でシンポジウム「薬草産業の将来展望 産官学(医学・薬学・農学・法学)の連携による新たな事業創造」を開く。
日本の薬草自給率はわずか13%。そのほとんどを中国からの輸入に頼っている。また、品種改良、栽培技術などについては、その他の農作物に比べて遅れているのが現状だ。
同社は、漢方医療の発展には国産薬草の増産が不可欠だとの観点から、医学・薬学・農学・法学などさまざまな分野での産官学連携によって、薬草産業発展の道を探るためのシンポジウムを開催する。
基調講演は、渡辺賢治・慶大教授が「なぜ今、生薬産業なのか」、古在豊樹・千葉大名誉教授が「薬草栽培の将来展望」をテーマにそれぞれ行うほか、渡辺氏(医学)、古在氏(農学)、川原信夫氏(薬学=(独)医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター長)、中島肇氏(法学=桐蔭横浜大学法科大学院教授、弁護士)、松本規幸氏(富山県薬草栽培農業者)の5人によるパネルディスカッションを行う。パネルディスカッションの司会は加藤一郎氏(ジュリスキャタリスト代表取締役、JA全農元代表理事専務)ら。
シンポジウムは13時30分開始で参加費5000円。シンポジウム後の懇親会は17時からで参加費4000円。
問い合わせはジュリスキャタリスト(担当:日野、保田、TEL:03-5654-7121)まで。
(関連記事)
・このままでは日本の医療が危ない 渡辺賢治 慶應義塾大学医学部漢方医学センター副センター長、診療部長、准教授―加藤一郎 ジュリス・キャタリスト代表(2012.09.19)
・【対談】21世紀は植物の時代 古在豊樹 NPO植物工場研究会理事長(前千葉大学学長)・加藤一郎 ジュリス・キャタリスト代表(2012.05.31)
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】楽しい活動モットー 女性枠・高知県農協理事 川井由紀氏2025年7月16日
-
【第46回農協人文化賞】一途に農に寄り添い 特別賞・茨城県・ひたちなか農協元専務 先﨑千尋氏2025年7月16日
-
【第46回農協人文化賞】"農の文化"次世代に 特別賞・千葉県八街市長 北村新司氏2025年7月16日
-
国内初 畜産分野のカーボンクレジット発行 JA鹿児島県経済連とEARTHSTORY2025年7月16日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年7月16日
-
【注意報】りんごに褐斑病 県中南部で多発のおそれ 岩手県2025年7月16日
-
米の「5次問屋」どこに? 流通のせいで高騰? 小泉農相とドン・キホーテの意見を検証2025年7月16日
-
人工衛星データで水稲収穫量予測 農水省が実証研究で事業者募集2025年7月16日
-
「財源が」は「罪源だ」【小松泰信・地方の眼力】2025年7月16日
-
飲用牛乳 コスト指標作成で合意 地域差も考慮 農水省2025年7月16日
-
【JA人事】JAさくらんぼひがしね(山形県)松浦洋二組合長を再任(5月20日)2025年7月16日
-
持続的な食料システム普及に貢献する産品を表彰「FOOD SHIFT セレクション」募集開始 農水省2025年7月16日
-
全農オフィシャルアンバサダー石川佳純さんに県産農畜産物を贈呈 JA全農いわて2025年7月16日
-
「夏休み親子で体感!みやぎ お米の学校 バスツアー」参加者を募集 JA全農みやぎが協賛2025年7月16日
-
令和7年産シャインマスカット・ピオーネ旬入り宣言式 生育遅れも品質は良好 JA全農おおいた2025年7月16日
-
2025いわて純情むすめ認定式を開催 JA全農いわて2025年7月16日
-
九州の主産地から出荷 みずみずしく柔らかい「夏のアスパラガスフェア」開催 JA全農2025年7月16日
-
桃の名産地・韮崎市新府で出荷開始「はね桃」に大行列 JA梨北2025年7月16日
-
茨城県産「冷凍焼き芋」特価のキャンペーン実施中 JAタウン2025年7月16日
-
愛知県警察と「金融犯罪に係る情報提供に関する協定」締結 JA愛知信連2025年7月16日