農業資材が好調 朝日工業3月期決算2013年5月13日
朝日工業(株)(赤松清茂社長)は、平成25年5月10日、2013年3月期の決算を発表した。連結売上高は401億7500万円(前期比7.4%減)、営業損失11億7600万円、経常損失12億3500万円、当期純損失14億8000万円で、3期連続の赤字決算となった。
赤字決算となった主な要因は、主力の鉄鋼建設資材セグメントの低迷によるもので、電力料金の大幅値上げにより6億5000万円もコストが上昇したなど、厳しい事業環境が続いた。
セグメント別では、環境ソリューションが減収減益、砕石砕砂・マテリアルリサイクルが前年並み売上高で増益となった。
一方、農業資材セグメントは堅調で、売上高127億2900万円(前期比3.3%増)、3期連続して増収増益となった。うち、肥料・園芸・乾牧草の各事業は堅調で増収増益となった。
しかし種苗事業は、トマトの「アニモ」やメロン台木の販売は堅調に推移したものの、スイートコーン種子の販売減もあり減収減益となった。
同社では、2014年3月期連結売上高450億円を予想している。
(写真)
決算発表する赤松社長
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