サカタのタネ、農業法人子会社設立2013年8月2日
サカタのタネは、青果物を生産・販売する農業法人子会社「たねとファーム(株)」を設立。8月1日付で事業をスタートした。
この法人では、同社が開発した新品種を主に生産する。それを実際に市場出荷することで、試験栽培などではわからなかった市場や流通の現場での評価や新たな価値の発見をめざす。こうして得たデータや評価などを生産現場に還元することで、より新規性のある品種開発をすすめ、栽培方法や販売事例などの役立つ情報を提供するのが目的だ。また、あわせて実際の栽培技術や商品知識などを持つ人材の育成もめざす。
横浜市内の新羽大熊農業専用地区に計20aを賃借し、 露地と施設で、新品種のハクサイ、コマツナ、ダイコンなど葉・根菜類から栽培を始める予定。生産した農産物は、同社のガーデンセンター横浜内での直売や、横浜の卸市場に出荷する。
同社では、たねとファームの売上高を3年後の平成28年に1250万円と見込んでいる。
(関連記事)
・花カタログ、100品種を新掲載 サカタのタネ(2013.05.28)
・絵袋「実咲」シリーズに新商品 サカタのタネ(2013.05.22)
・サカタのタネ ガーデンセンター横浜がリニューアルオープン 3月15日(2013.02.19)
・ミニトマトなど改良品種5点を投入 サカタのタネ(2012.11.02)
・受粉がいらない大玉トマト「パルト」 サカタのタネ(2012.04.17)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日