ロボット農機の安全性確保ガイドラインを策定 農水省2017年4月7日
農水省は、ほ場内やほ場周辺から監視しながら農業機械(ロボット農機)を無人で自動走行させる技術の実用化を見据えて、安全性確保のためにメーカーや使用者が遵守べき事項を定めた「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」を策定し、公表した。
このガイドラインは、「日本再興戦略2016」(平成28年6月2日閣議決定)において、28年度中に策定するとされていたもの。農水省は「スマート農業の実現に向けた研究会」等を開催し、経産省の「次世代ロボット安全性確保ガイドライン」との整合性に配慮しながら、農業分野におけるロボット技術が、▽ほ場の開放系で使用されることが前提となること、▽農業者など使用者の属性が多様であると想定されること、▽他産業のロボットの使用状況と異なることを考慮し、▽リスクを人に対する危害として想定して検討されてきたものだ。
ガイドラインは、「ロボット技術を組み込んで自動的に走行または作業を行う車両系の農業機械(ロボット農機)について適用し、当該ロボット農機の設計、製造、輸入、販売、設置、管理、使用及び修理の段階を対象」としている。また、使用方法については「ロボット農機に使用者が搭乗せずに無人で自動走行する方法」(使用者は、他の農機に登場して監視、ほ場内やほ場周辺から監視する)を対象としている。
そして、▽メーカーなど製造者、▽農業法人などの導入主体、▽農業法人の従業員などロボット農機を実際に使用する使用者ごとに、「関係者の主な役割・遵守すべき事項」についてガイドラインを策定している。
なお、このガイドラインの詳細は、農水省ホームページの「報道発表資料」の3月31日のリリースでみることができる。
重要な記事
最新の記事
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日
-
食と農のサステナブルを可視化&価値化「SPS研究会」発足2025年6月16日
-
山形県鶴岡市ふるさと納税返礼品に「つや姫」(無洗米5kg)ふるさとチョイス限定で提供2025年6月16日
-
北海道乳業「ごろん半分こ 山形県産ラ・フランスとヨーグルト」 ローソンで先行発売2025年6月16日
-
小型乗用田植機「さなえ」RPQ5シリーズを新発売 井関農機2025年6月16日
-
兵庫県川西市特産早生桃「日川白鳳」の即売会 19日に開催2025年6月16日
-
鳥インフル 英ウェスト・ヨークシャー州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年6月16日
-
政府備蓄米を一部の店舗で販売開始 ウエルシア薬局2025年6月16日
-
新専務理事に小澤浩二氏が就任 第34回通常総代会を開催 パルシステム山梨 長野2025年6月16日
-
岩手県内初「コメリPRO盛岡津志田店」6月27日に新規開店2025年6月16日
-
乾燥と過湿に同時耐性を持つササゲ遺伝資源を発見 国際農研2025年6月16日
-
愛知・岐阜・三重限定「東海うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月16日