米国のトマト栽培で大規模なスキーポン実証試験開始 アクプランタ2025年7月7日
アクプランタは、米国カリフォルニア州で、同社が独自開発した高温乾燥対策の農業資材「スキーポン」をトマトに使用する実証実験をこのほど開始した。
高温・乾燥耐性資材「スキーポン」
「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水につなげる。
米国では一般的に、苗が畑に植えられる大きさに育つまで、専門の業者に育苗を委託している。6月には、同社社員が、試験で使われるトマトの苗を栽培している育苗専門業者を訪問。事前に説明したやり方に乗っ取り、試験でスキ-ポンが適切に散布されているかどうかを確認した(写真)。同試験の結果は、今秋を予定。
同社は気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14か国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいる。国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと実証実験に取り組んでいる。
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