イチジク栽培でスキーポン実証試験 規模拡大で実施 アクプランタ2025年7月8日
アクプランタは、新潟市でイチジクを栽培している「農園Home」と、同社が独自開発した高温乾燥対策の農業資材「スキーポン」を使用する実証実験を開始した。
高温・乾燥耐性資材「スキーポン」
「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水につなげる。
農園Homeでは、約1ヘクタールの圃場で約1600本のイチジクを栽培している。昨シーズンは、一部の木にスキーポンを散布したところ、樹勢が良くなったと効果を実感したことから、今シーズンは試験区画をさらに拡大して取り組む。
イチジクは根が浅く、水分管理が難しい作物。温度や水量など外的ストレスにも敏感で、ストレスを受けると葉の数が減ったり、葉色が薄くなったり、果実のサイズが小さくなるなど、目に見える影響が出やすいという特徴がある。さらに、豪雪地帯の新潟は、夏から秋にかけての栽培が中心となり、高温・乾燥へのリスク意識も高い地域。こうした背景もあり、同園のスキーポンによるストレス耐性の向上や品質改善への期待は大きい。
今シーズンは、試験区画を拡大したことで、より確度の高いデータが得られると見込まれる。
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