農機具王「アグリスイッチ」高温障害対策の相談受付を強化中2025年7月9日
中古農機具の売買専門店「農機具王」を展開する株式会社リンクは、肥料事業部「アグリスイッチ」において、水稲における高温障害対策についての相談受付を強化する。
近年は、夏場の気温上昇が全国的に顕著で、農林水産省の調査によると、2023年には平年より平均気温が1.4℃高く、登熟期に30℃以上が連日続いた地域も多く見られた。その結果、白未熟粒の増加、食味の低下、収量減少など"高温障害"が多発している。
白未熟粒率が25%を超えると、1等米から2等米・3等米への格下げが発生し、販売価格が20〜30%以上下がるケースもあるため、生産者様にとっては深刻な経済的損失となる。
アグリスイッチには、全国の生産者から、「見た目では順調だったのに、収穫したら白い米が多かった」「食味計のスコアが悪く、売り先から価格を下げられた」「肥料や栽培法を見直したいが、何をどうすればよいのかわからない」など高温障害に関する相談が多く寄せられていることから、中干し後に特定の肥料を適切に投入する方法を提案している。
アグリスイッチが推奨するのは、中干し終了後にカルシウムとケイ酸を含むである肥料"セルマックス"を施用する方法。これにより、「細胞壁の強化→ 白未熟粒の発生を抑制」「葉面温度の抑制→ 光合成の効率維持」「登熟期間の健全化→ 食味・等級の向上」を図ることができる。
また、アグリスイッチでは地域や品種に応じた施肥設計も可能で、LINEや電話での個別相談にも対応している。
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