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生産資材:年頭あいさつ2020(農機・資材)

佐竹 利子 氏 (株式会社サタケ 代表取締役)2020年1月3日

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顧客ニーズ・特性に合わせたカスタマ設計を強化

佐竹 利子 氏  明けましておめでとうございます。輝かしい新春を迎え、謹んでお祝詞申し上げます。

 2019年を振り返りますと、5月1日、皇太子徳仁親王が第126代天皇にご即位され、10月22日に即位礼正殿の儀において陛下が即位を内外に宣明されました。一方、自然災害と異常気象の脅威を目の当たりにした年でもありました。台風15号・19号が猛威を振るい、関東や東北各地に甚大な被害をもたらしました。被災された皆さまに心よりお見舞を申し上げるとともに、亡くなられた方、ご家族にお悔やみ申し上げます。

 弊社にとって、2019年も厳しい市場環境下での事業展開となりました。TPPや日米貿易協定などにより、農林水産物の生産額の減少が見込まれ、生産者に先行き不安感が見られます。一方、コメの消費量も伸びが期待できず、乾燥調製プラントや精米工場への設備投資も減少しています。このような状況において、大型農家や農業法人など大規模生産者向けの乾燥調製機械については、「SAXES」「SAXES V」ブランドの浸透を肌で感じるようになり、堅調に推移しています。農業形態がより大規模化していること、若手経営者を中心に新機能やデザイン面を重視する傾向にあることが要因だと考えています。

 海外部門では、新事業ブランド「REACH(リーチ)」を立ち上げ、主に中規模事業者(ミドル層)を対象に籾摺精米プラントの販売を開始しました。また、7月にフィリピン・レイテ島で最大級の精米施設が稼働し、12月にはベトナムで新たな精米工場が竣工するなど、東南アジアでのビジネスが熱を帯びています。

 2020年は、国内では「SAXES」シリーズにピエゾバルブを搭載した新型光選別機を加え、機能性向上とラインアップの充実を図る計画です。また、籾摺機と光選別機を無線ネットワークで連動させたり、光選別機の選別データをリアルタイムでスマートフォンに表示する機能も開発中です。稲作の大規模生産化が年々進んでおり、乾燥調製機械の大型化・耐久性向上・機能性向上のニーズに対応する「SAXES」ブランドの強化に努めます。

 精米・プラント部門では新製品を投入すると共に、顧客利益につながる提案とサービスの向上を図ります。顧客が望む機能や形態、目標利益などを考慮し、顧客ごとのニーズや特性に合わせたワンツーワンのカスタム設計をさらに強化していきます。

 海外部門では、新ブランド「REACH」をさらに浸透・普及させるため、積極的な営業推進を図ります。

 最後になりましたが、日頃のご厚誼に感謝するとともに、関係各位の益々のご健勝とご発展を祈念致します。

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