閉鎖型植物工場でいちごを生産・販売開始 NTT西日本グループ2021年8月16日
NTT西日本グループは8月10日、農業振興や地域活性化への取り組みとして運営する閉鎖型植物工場で生産したいちご「N.BERRY」の販売を開始。同グループでは初の農産物の販売となる。
「N.BERRY」のパック商品
同グループは、異常気象や季節の影響を受けず、いつでも・どこでも・誰でも高品質ないちごを安定的にいちごを生産できるよう、農産物の生産に適する環境制御が可能なICTを利活用した閉鎖型植物工場(いちごプラント)に2018年から取り組んできた。いちご産地のJA高知県佐川支所苺部会と連携し、このほど同部会も認める品質のいちごを生産ができるようになった。同グループでは初となる農産物の販売開始にあたり、いちごプラントの生産技術向上の企画は、NTT西日本が担当。また、苺部会とのICTを活用した農業振興と地域活性化に関する連携についてはNTT西日本とNTTビジネスソリューションズが実施。農産物の提供はNTTビジネスソリューションズが行う。
「N.BERRY」は、本来、旬が1月下旬から3月上旬のいちごを、一年中、"旬"の新鮮な状態で届ける。いちごプラントでは、いちごのペースで水を摂れる灌水システムや、十分な休息と活動を促すLEDシステムと、いちごにとって快適な気候を再現する空調システムを採用。いちごがしっかりと甘さを蓄えられる環境を作っている。商品は粒とパックを、大阪の「hanafru 近鉄あべのハルカス店」で販売。また、「モンシェール あべのハルカス近鉄本店」では、N.BERRYを使ったスイーツを販売予定。
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