鳥取県「二十世紀梨」出荷 今年は玉太り良好でみずみずしい仕上がり2023年8月24日
鳥取県は、夏の終わりから秋にかけて旬を迎える「二十世紀梨」が8月21日から全国で販売開始。東京・新橋にある鳥取県アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」では9月1日から14日まで梨まつりを開催する。
鳥取県「二十世紀梨」出荷 今年は玉太り良好でみずみずしい仕上がり
今年の出荷初日には、収穫期を迎えた「二十世紀梨」が県内9つの選果場に集められ、箱詰めの後、全国へ出荷された。
今年は交配が平年より9日早いうえ、猛暑で玉太りが心配されていたが、結果は良好。肌色も青く、みずみずしい仕上がりとなっている。
糖度は平均11.2度、重量も平均426.9グラムと例年並み。また、台風7号による落果は1~2%となる見込みで、販売計画に大きな影響はなく、今シーズンは約2566トンの出荷を予定している。
国内で流通している梨は、幸水や豊水のような薄茶色の皮をもつ「赤梨」が主流だが、鳥取県で広く栽培され、植栽面積・出荷量ともに日本一を誇るのは、黄緑色の皮の「二十世紀梨」。
二十世紀梨は、110年以上の歴史を持った千葉県生まれ鳥取育ちの品種で、食感は、梨の中でもシャリシャリ度が抜群。ほどよい甘さで適度な酸味があり、残暑の厳しい時期にふさわしいフレッシュな味わいが楽しめる。
鳥取県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」では、期間限定で「梨まつり」を開催。1階のショップではSNSキャンペーンや梨の詰め放題などを実施。また、2階「ももてなし家」では、梨の試食を提供する。
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