食品廃棄物、前年比4%減、1996万t2013年6月19日
農水省は6月17日、平成23年度の食品廃棄物などの発生量と食品リサイクルなど再生利用実施率の調査結果を公表した。
食品産業全体の食品廃棄物などの年間発生量は1996万トンで、前年に比べて4%減った。このうち再生利用等の実施率は84%で、同2ポイント増えた。
業種別で最も廃棄物の発生が多かったのは食品製造業で、全体の8割を超える1658万トンだった。食品製造業は再生利用等の実施率も高く、廃棄物全体の95%が再生利用されている。次いで廃棄物の発生が多いのは外食産業で187万トン。しかし再生利用等の実施率は23%ともっとも低かった。食品小売業は発生量128万トン、再生利用等の実施率41%だった。
再生利用の用途別実施量は、飼料がもっとも多く全体の75%を占める。次いで、肥料18%、油脂・油脂製品が4%となっている。
(関連記事)
・22年度食品廃棄物の発生量、8%減(2012.09.10)
・外食産業で食品廃棄物をどう減らすか 食品産業センターが報告書(2010.04.02)
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日