仙台で復興支援のセミナー 農林中央金庫2014年1月23日
農林中央金庫仙台支店は1月20日、宮城県仙台市内でJA役職員、農業生産法人、商工業者などを対象に東北アグリエコセミナーを開いた。
このセミナーは、東日本大震災からの復旧・復興と農林水産業をはじめとする東北の地域産業の基盤強化のため、異業種同士で情報共有、交流をしようと開催された。
同支店の山田秀顕支店長はあいさつで、「東北地方では農林水産業の持続的な発展なくして地域の発展はない。そのためには販売強化、付加価値化、6次産業化が不可欠だ」とあいさつし、今セミナーの成果に期待した。
セミナーでは、農林中金総研の南武志氏が「日本経済の動向と消費税増税について」講演したほか、キリンの野田哲也氏が「キリン絆プロジェクト」について、また、山崎製パンの塚田紳一郎氏がJAと共同での地産地消の製品開発の取り組みについて紹介した。キリン絆プロジェクトは、同社の震災復興支援の取り組みのひとつで、これまでJAを通じて被災した生産者に農機の購入資金の助成などを行っている。
農林中央金庫では、「現場ニーズをつかみ、被災地に寄り添い、課題解決のソリューションを関係企業との連携で提供を図り、金庫ならではの復興支援をめざす」(山田支店長)としており、2月19日には東北復興商談会の開催も予定している。
(関連記事)
・東京で四国4県が商談会 JAバンク (14.01.22)
・農業経営生き残るため 食のニーズに対応を (14.01.22)
・宮城で海苔用ダンボールの費用助成 農林中金(2014.01.16)
・JA貯金、伸び率2.1% 農林中金(2013.12.27)
・岩手の魚市場へスカイタンク贈る 農林中金(2013.12.20)
重要な記事
最新の記事
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日
-
【人事異動】JA全農(8月18日付)2025年8月1日
-
【人事異動】JA全農(8月1日付)2025年8月1日
-
【'25新組合長に聞く】JA伊勢(三重) 酒徳雅明氏(6/25就任) 伊勢ブランド・観光資源を農業振興に生かす2025年8月1日