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見なくても触れて広がる世界を体験「触感で遊ぶワークショップ」開催 パルシステム共済連2025年7月8日

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パルシステム共済生活協同組合連合会は7月3日、本部でユニバーサル絵本ライブラリーUniLeafの協力による「触覚で遊ぶワークショップ」を開催。グループ役職員13人が参加し、視覚障害のある人にとって重要な「触感から得る情報」に集中する体験から、共生の社会づくりへの理解を深めた。

行の境目が分からなくなることも体験行の境目が分からなくなることも体験

ワークショップは、参加者全員がアイマスクを付け、大下さんの進行で開始。立体的な模様を付けた複数のカードから1枚を選び、ペアになった人に渡して同じ模様のカードを触って探し当てる。カードの受け渡しは手探りで、お互いに声を掛け合う必要があり、参加者からは「右手と左手では触れた感触が違う」「目で見れば違いは明らかなのに、触ると同じように感じる」など、さまざまな声があがった。

点字の仕組みやまっ白な本を紹介する大下さん点字の仕組みやまっ白な本を紹介する大下さん

続いて点字の仕組みの解説を受け、ユニリーフが制作する「ユニバーサル絵本」の点字に指先で触れてみた。一文のスペースの数を当てるため行をたどるが、真っすぐになぞれないなど、指先の感覚を研ぎ澄ます難しさを体験。大下さんは、目が見えなくても点字を理解すれば何でも学べ、ともに暮らす人たちが受け入れ工夫をすればなんでもできることを伝えた。

ワークショップでは、普段の暮らしでは、指先から得る触感を意識する機会が少ないことや、見えない人とコミュニケーションを取る工夫の大切さを実感。参加者は今後、所属する組織で体験を報告し、それぞれの地域で開催を企画することで、共生の社会づくりへの理解浸透を進める。

体験で深めるつながりと相互理解

体験で使用したユニバーサル絵本は、市販の絵本を解体して物語を点字で打ち込んだ透明シートを挟んで再製本したもの。見える人と見えない人が同じ本を一緒に楽しみ、お互いの世界を理解し合えるよう、全国の30を超える教育機関や個人に貸し出している。

大下さんは、視覚障害のある娘が楽しそうに読んでいる点字の本がまっ白で、自分とは違う世界に居ると感じたという。ユニバーサル絵本の存在を知り、これならともに発見を分かち合あえると、2008年に1人で制作を始めた。

障害者や生活困窮者などを応援

「ささえあい基金」は、障害者や生活困窮者、社会的孤立の防止などの支援活動をする市民やNPO団体への助成金制度。「互いに支え合える地域社会づくりに寄与すること」を目指し2021年度に創設された。助成金はCO・OP共済《たすけあい》の剰余金の一部が活用。2024年度は、23団体へ1000万円を助成した。

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