「世界最高米」の原料玄米 新たに5品認定 東洋ライス2017年1月31日
東洋ライス(株)(本社:東京都中央区、雑賀慶二社長)は、昨年スタートした「世界最高米」事業の2017年の取り組みを、新たに原料玄米5品を認定して、このほど開始した。
東洋ライスは平成29年1月27日、第一ホテル東京において「ギネス世界記録認定『世界最高米』2017年原料米認定式」を開催した。
認定式の開会にあたり、東洋ライスの雑賀慶二社長は「世界最高米の目的は、日本の米はすごい、ということを国際社会に向けてPRしていくこと。日本は米を外国に出していかねばならない。また日本から水田を無くしてはならない」と述べ、そのためには、品質の良い最高の玄米を使い、健康に優れた効果のある最高の米を、世界に出していく必要があることを強調した。
「世界最高米」事業で最も重要となる原料玄米については、2016年12月に熊本県菊池市で開かれた米・食味鑑定士協会主催の「第18回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」において金賞等を受賞した玄米の中から、同社独自の基準で厳選した次の5品を、同事業の原料米として認定した。
◎あがつまさくや姫生産組合:大塚美雄(群馬県東吾妻町)品種:コシヒカリ(国際 総合部門金賞)
◎(農)かみはら山水農園:今井登志雄(岐阜県下呂市)品種:コシヒカリ(同部門金賞)
◎(有)アグリテック保久土:中山北斗(熊本県阿蘇市)品種:ぴかまる(同部門金賞)
◎Faith Farm:水野尚哉(長野県飯山市)品種:コシヒカリ(同部門特別優秀賞)
◎関家のこだわり米:関智晴(新潟県南魚沼市)品種:コシヒカリ(栽培別部門 若手農業経営者男性金賞)。
同社では、これらの原料玄米を独自の「生命力選別」「熟成」「精米」「ブレンド」「無洗米」の各技術を用いて最高品位の「金芽米」に仕上げ、本年6月頃に発売する予定だ。
価格は1万800円(税込)を考えており、「Most expensive rice」(最も高額な米:1kg当り1万1304円(109USドル消費税・送料別))としてギネス世界記録に認定された米と同価格となる。
販売方法は、ウェブ販売、海外販売に加え、新たに百貨店でのギフト販売にも取り組み 昨年の530セットを上回る700セットの販売を計画している。
(写真)新たに認定された「世界最高米」原料玄米生産者と雑賀社長(左)
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