水稲作柄 北海道、東北、北陸は「やや良」-8月15日現在2019年9月2日
農林水産省は8月30日、令和元年産水稲の8月15日現在の作柄概況を発表した。
東日本を中心とした早場地帯(19道県)の作柄は北海道、東北、北陸の10道県は「やや良」となった。その他、7県は「平年並み」、2県(千葉、三重)が「やや不良」となった。
早場地帯では田植え期以降、おおむね天候に恵まれ7月上中旬は低温・日照不足傾向となったものの、7月下旬以降天候が回復した。そのため全もみ数は平年以上に確保され、登熟も順調に推移すると見込まれるという。
早場地帯とは8月15日現在の出穂済み面積割合が平年ベースで8割以上を占める地帯。収穫量割合は30年産で約7割を占める。
一方、西日本を中心とした遅場地帯(沖縄の第二期稲を除く27都府県)の生育は、田植え期以降、おおむね天候に恵まれたなかで、一部地域では7月上中旬の低温・日照不足傾向の影響も見込まれ「平年並み」(18県)、「やや不良」(9県)で推移している。
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