米:30年産米全国JA調査
30年産米・JAコメ担当者の声【東海】2018年11月14日
本紙では全国213JAの米担当者から30年産米の現場での生育状況の特徴や、今後の米政策などの課題について率直な意見を聞いた。今年は地域によって作柄が大きく違うことが浮かび上がるとともに、毎年のように天候異変が襲うなか、品種も含め栽培管理がより重要になっているようだ。そうした現場を支える米の経営安定対策を求める声も多い。
【東海】
〈作柄〉
○9月の曇天と長雨、猛暑による高温障害により早生品種にくず米が多い。ただ晩生品種の収量が多そうなのでマイナス1ポイント程度の見込み。
○台風21号が出穂期に重なり受粉できなかった。
〈課題〉
○年々暑くなってきているため暑さに強い品種を出してもらいたい。JAでも品種を探り早めに導入したい。
○品質が単価に直結するため農家の手取りを確保するのに苦労している。
○生産量減少に伴う需給バランスの乱れ、次年作への影響が心配。
○担い手や大型農家に業務用米を奨励、TPPに対応できるようにしたい。都会ではコメ離れ。需要を増やしてもらいたい。
(関連記事)
・【30年産米作柄】全国主要213JAの集計結果(18.11.13)
・30年産米・JAコメ担当者の声【北海道】(18.11.13)
・30年産米・JAコメ担当者の声【東北】(18.11.13)
・30年産米・JAコメ担当者の声【北陸】(18.11.13)
・30年産米・JAコメ担当者の声【関東・東山】(18.11.13)
・30年産米・JAコメ担当者の声【近畿】(18.11.14)
・30年産米・JAコメ担当者の声【中国】(18.11.14)
・30年産米・JAコメ担当者の声【四国】(18.11.14)
・30年産米・JAコメ担当者の声【九州・沖縄】(18.11.14)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































