トラクターの盗難多発で注意喚起 JA全農いばらき2021年5月25日
JA全農いばらきは、茨城県内でトラクターなど農機具の盗難が多発していること受け、ホームページ内で農業機械盗難情報を公開し、注意喚起を行っている。
直近4年間の県内でのトラクター盗難件数は、平成29(2017)年が31件、平成30(2018)年95件(前年比+64件)、令和元年(2019)116件(同+21件)、令和2(2020)年50件(同-66件)で、近年は増加傾向にあるなか、昨年は前年を下回る結果となった。
JA全農いばらきによると、昨年の盗難件数の減少は、新型コロナウイルスの感染予防で、日常生活における在宅時間が比較的延びたことが影響していると推測され、依然として盗難件数は多い状況が続いている。県内地域別では、県南地域が25台と全体の約50%を占めており、特に多発している傾向がみられる。
農機具の盗難対策では、(1)夜間、田畑などに放置しないようにする(2)扉があり、鍵のかかる倉庫等へ保管する(3)防犯カメラや音・光を発する盗難防止装置等を設置するなどの対策を行うとともに、「バー式ハンドルロック」や「盗難防止用タイヤロック器具【相棒2】」といった盗難防止器具の活用も呼びかけている。
農機営農支援部農業機械課の担当者は、「これから本格的な農作業の時期となり、機械を動かす機会が増えてくる。大切な機械の盗難に注意しながら、作業を行ってほしい」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日