「ぎふ清流GAP認証」のイチゴとトマト 子どもたち23人が農業体験 JA全農岐阜2025年3月25日
JA全農岐阜は3月15日、イオンリテールのイオンスタイル各務原インター店が募集した子どもたち23人を、安全・安心で環境にやさしい農産物を提供するために県が定めた農場評価基準「ぎふ清流GAP」の認証農場に招待し、県産イチゴ「華かがり」の収穫体験と、冬春トマトのハウス見学や袋詰め体験を通して学びの場を提供した。
イチゴの収穫のコツを説明
小学生を中心に、環境や社会について楽しく学び、考える力を育むクラブに所属する子どもたちに、「ぎふ清流GAP」の制度について動画を交えて分かりやすく解説。その後、県産イチゴと冬春トマトの品種や味の違いをスライドで紹介した。
知識を深めた子どもたちは「華かがり」のハウスを訪れ、「ぎふ清流GAP」の制度に基づき、靴カバーをして手指の消毒を済ませて、細菌の混入に気を配った。県園芸特産振興会いちご部会の村瀬巧憲部会長から「華かがり」の特徴と収穫作業の手順を教わり、真っ赤に実った大粒のイチゴを目の前に期待を膨らませた。茎を指で挟んで優しくイチゴを包むように収穫し、自分で摘み取ったイチゴの味を確かめると、果肉の甘さとあふれる果汁に喜びの声があがった。
トマトの栄養価を楽しく紹介
糸貫トマト振興会大熊昭哲会長からは、冬春トマト栽培の工程や栄養価を紙芝居で学んだ。長さ80メートルの広大なハウスで収穫間近の大玉トマトの生育状況を見学した後、収穫されたトマトを一つ一つ丁寧に袋に詰める作業を行った。
農業体験に参加した子どもたちは「いつも食べているイチゴやトマトがとても大切に作られていることを知った」「靴のカバーやヘアーキャップをして、安全に作ってくれているからおいしく食べることができる」などの感想が出された。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日