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JAの活動:自給率1100% 北海道十勝農業の挑戦

【自給率1100% 北海道十勝農業の挑戦】道産牛肉の輸出拠点 安心・安全な食肉を世界に発信 北海道畜産公社十勝工場2023年7月25日

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地域の自給率1100%の十勝の農業では畜産も大きな柱だ。国は国内生産基盤の強化のためにも牛肉輸出を目標に掲げるが、北海道では北海道畜産公社十勝工場がその拠点となり、世界へ安全・安心な道産牛肉を届け、畜産の発展を支えている。

北海道畜産公社十勝工場第3工場北海道畜産公社十勝工場第3工場

道内の7割を処理

北海道畜産公社はホクレンを筆頭に農畜産業振興機構のほか、北海道や市町村、JAなどが出資し肉畜のと畜解体と部分肉加工などの事業を行っている。

1957(昭和32)年に札幌畜産公社が設立され、十勝では1979年(昭和54)年に十勝畜産公社が設立されたが、1996(平成8)年に道内7つの畜産公社が合併し、現在の(株)北海道畜産公社となった。

現在、早来工場、上川工場、函館工場、北見工場、そして十勝工場の全道5拠点で道内の成牛の約70%、肉豚の約30%を処理、「食肉の安全と安心」を第一に生産者と消費者を結んでいる。

このうち十勝工場は成牛の約 60%、肉豚の約11%を処理している。また、2016(平成28)年に高度な衛生管理と牛肉輸出を目的とした肉用牛専用施設として第3工場が増設され、第2工場でも輸出対応を強化するため衛生管理の施設整備を行った。

工場ではHACCPに基づいた厳しい衛生管理体制のもと、生体搬入からと畜解体処理・ 枝肉保管・出荷までの工程と部分肉加工が日々行われている。

国内最大級の処理能力

十勝工場の肉牛の処理能力は1日450頭で産地食肉センターとしては 国内最大級の処理工場だ。2022(令和4)年度の成牛のと畜頭数は10万3285頭で初めて10万頭を超えた。第1工場で一日平均225頭、第2・3工場で同94頭という処理実績だった。このうち乳用肥育牛(雄ホルスタイン)が約4割、乳用経産牛が約3割、交雑牛が約2割、和牛が約1割となっている。
第3工場は2019(令和元)年に世界でもっとも衛生基準の厳しい米国向け輸出施設として認定された。現在、牛肉は米国、ニュージーランド、香港、台湾、タイ、マカオ、ベトナム、ミャンマー、シンガポール、欧州連合の10の国や地域の認定を取得しており、2022(令和4)年度は8の国や地域に輸出した。

輸出実績は2022(令和4)年度で十勝工場全体で168t。と畜頭数の1.4%だった。このうち第3工場は121tを占め、と畜頭数の2.3%だった。前年比では141%で毎年着実に伸びている。工場内では輸出専用の保管庫があり出荷は検査員の立ち会いのもとで行われる。

第3工場が輸出施設として認定される以前は、生体を道外の輸出認定施設に運搬して輸出するしかなかった。それが道内から直接、海外に輸出できるようになった。交雑牛の生産が増加しており、輸出向けも拡大している。

十勝工場の岡春樹工場長は「道内の安全で安心 な食肉を世界に発信する一翼を担っていきたい」と話している。

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