農業技術の研究功労者 7人を表彰2014年12月1日
農水省、農林水産・食品産業技術振興協会は11月25日、平成26年度農業技術功労者表彰の受賞者を発表した。
この賞は、農業技術の研究や普及指導などで功績のあった人を表彰するもの。
今年度は、現行の技術では約1週間ほどかかる残留農薬分析を2時間ほどに短縮する新技術を開発した宮崎県総合農業試験場の安藤孝氏、福島第一原発事故をうけて農産物の放射性物質検査の体制整備などに尽力した福島県農業総合センターの吉岡邦雄氏など7人が受賞した。
◇
全受賞者と研究内容は次の通り(敬称略)。
▽「超臨界流体抽出法による残留農薬多種類高効率分析技術の開発」安藤孝・宮崎県総合農業試験場生産流通部部長
▽「麦類の新品種育成と半数体育種法の開発」牛山智彦・長野県南信農業試験場場長
▽「農業経営の多角化と農村資源マネジメントに関する研究及び普及」大江靖雄・千葉大学大学院園芸学研究科教授
▽「農作業の自動化とセンシングシステムの開発並びに普及」近藤直・京都大学大学院農学研究科教授
▽「但馬牛の改良と効率的な飼養管理技術の開発」野田昌伸・兵庫県立農林水産技術総合センター北部農業技術センター所長
▽「落花生の新たな商品開発と葉菜類の鮮度保持に関する研究」日坂弘行・千葉県夷隅農業事務所次長
▽「原子力発電所事故に伴う放射性物質関係試験研究と対策技術の構築」吉岡邦雄・福島県農業総合センター作物園芸部専門員
研究内容について、詳しくは農水省ホームページで。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































