伸びない個人企業の売上高 総務省「平成26年度個人企業経済調査」2015年5月28日
総務省は5月26日、「個人企業経済調査(動向編)平成26年度結果」と同「平成27年1?3月期結果(確報)」を公表した。
この調査による、平成26年度の業種別の売上高および営業利益は次の通り。
【製造業―営業利益4.5%減】
1事業所当たり売上高は、907万1000円。これに対する費用は、売上原価が303万4000円、営業費が354万4000円。売上げからこれらの費用を差し引いた営業利益は249万3000円。
対前年度比では、売上高は0.0%でほぼ同額。営業利益は▲4.5%と5年ぶりに減少した。
【卸売業、小売業―売上げ3年連続で減少】
1事業所当たり売上高は1611万3000円。売上原価は1088万2000円。営業費352万6000円。営業利益は170万5000円だった。
対前年度比は、売上高▲1.1%で3年連続の減少。営業利益は▲2.5%で2年ぶりに減少した。
【宿泊、飲食サービス業―営業利益0.9%増】
1事業所当たり売上高は851万4000円。売上原価は353万7000円。営業費335万8000円。営業利益は161万8000円だった。
対前年度比は、売上高は0.0%でほぼ同額。営業利益は0.9%増と2年連続で増加した。
【サービス業―売上げは減、営業利益は増】
1事業所当たり売上高は496万8000円。売上原価84万3000円。営業費236万2000円。営業利益は176万4000円だった。
対前年度比は、売上高は▲1.7%と2年ぶりに減少。営業利益は0.3%増と2年連続して増加した。
また27年度1?3月の1事業所当たりの売上高および営業利益は次の通り。
【製造業】売上高218万2000円(前年同期比▲4.8%)、営業利益59万5000円(同▲9.0%)
【卸売業、小売業】売上高360万1000円(同▲10.1%)、営業利益39万4000円(同▲14.9%)
【宿泊業、飲食サービス業】売上高204万2000円(同+1.2%)、営業利益37万3000円(同+9.4%)
【サービス業】売上高122万7000円(同+11.3%)、営業利益39万5000円(同+12.2%)
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