7月豪雨非常災害緊急報告会開催 農業農村工学会2018年9月3日
(公社)農業農村工学会は、平成30年7月豪雨非常災害に関する対策本部(本部長:青山威康京都大学名誉教授)を7月9日に設置。この活動の一環として、農業・農村のインフラを主体に7月豪雨非常災害の状況と対応について報告会を開催する。
広範囲で記録的な大雨となった7月豪雨から2か月経過した。田畑に土砂・流木、農道・水路・かん水施設は壊れ、果樹園は流され、多くのため池も被害に遭っている。
農家の早期営農再開への期待に応えるため、農業・農村のインフラを担当する農業農村工学関係者は、全国から結集して復旧・復興に全力をあげて取り組んでいる。これから台風や秋雨前線による新たな災害が懸念されるなか、被害拡大防止の参考となればと、7月豪雨非常災害の状況および対応について、行政・研究の両面から緊急企画として報告会を開催することにしたという。
【報告会の概要】
○日時:9月6日、13:40~16:00
○場所:京都大学農学部総合館3階
○主なプログラム:ため池、農地、果樹園、地番・構造物、水文、氾濫解析、農村など各分野の専門家8名が報告する。
○問い合わせ先:(公社)農業農村工学会調査研究部 中村、宇津木
○TEL:03-3436-3418
(関連記事)
・防災・減災対策室設置へ-31年度 農水省の組織・定員要求(18.08.31)
・【西日本豪雨被災地ルポ】本格復旧はこれから 後片付けに追われる(18.08.28)
・災害復旧で即戦力を急募 愛媛県(18.08.28)
・被災共同利用施設の再建支援-豪雨被害対策(18.08.09)
・西日本豪雨の爪痕、各地で生々しく 農業被害の実態把握に懸命(18.07.27)
・建物更生共済受付件数2万6354件に(18.07.27)
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日