「食べるコトは生きるコト」伝説の農園が博多でイベント開催2020年9月3日
農哲学者の故・福岡正信氏が拓いた農園、日本総合園芸(奈良県磯城郡)は、新型コロナウイルスの影響で関心が高まっている健康への取り組みの一環として、「モノ作りの背景を知り、本質に触れる」をテーマにしたイベントを福岡県の博多大丸で9月9日から開く。これまで同農園で実践してきた自然農法で育てた農作物や加工品販売を通じて、その商品の背景にあるストーリーを伝える。
自然農法のさきがけで農哲学者だった福岡氏は、開園当時から「自然との調和や対話」を通じて、「食の在り方・生き方」を説いた。現在は、孫の大樹氏が三代目園主として、その哲学を世界へ発信している。
ウィズコロナ時代で健康への関心が高まる中、バランスの取れた食は、免疫力向上や心身の充実に繋がり、あらためて食の大切さが見直されている。イベントでは、同園が培ってきたストーリーから、「食べるコト=生きるコト」を広く世の中に発信。未来を担う子供たちへの食育や持続可能な社会の実現に繋がるものであることを伝える。
また、モノがあふれているいまの世の中にふさわしい商品やサービスを紹介。1000年先を見据えた農の哲学と物作りのこだわりなど、限りなく自然に近い環境で育てた農作物や加工品販売を通じて、安心安全な食の意味を問う。
同園はイベント開催にあたり、「日常の感染リスク軽減や免疫力低下を防止することで、より豊かな人生を演出する一助になるものだと信じています」と話している。
<開催概要>
会期:9月9日~15日 午前10時~午後8時
場所:博多大丸 本館B2時計の前広場
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