最高値は「響35年 十三代今右衛門作」酒の2020上半期査定ランキング2020年9月4日
買取一括査定の「ウリドキ」を運営するウリドキ(株)は、1〜8月末までの期間に、ウリドキ内で高値がつけられた酒の銘柄を集計し高価査定ランキングのトップ10を発表した。
高価査定ランキングの1位は、「響35年 十三代今右衛門作」。サントリーウイスキーの響35年を、人間国宝の十三代今右衛門がデザインした色絵磁器のボトルに詰めたもの。日本の伝統工芸とジャパニーズウイスキーが融合した特別なお酒で、2002年に150本限定で販売された希少性が高価査定の大きな理由。
ジャパニーズウイスキーがTOP10に名を連ねる中、2位はワインの帝王と称される「ロマネコンティ 2014」。特級畑で収穫されるピノ・ノワールが原材料で、伝統的な手法に基づいて生産されているため、大量生産できない。生産本数の少なさから高額で取り引きされていると考えられる。
3位は、サントリー「エイジ・アンノウン」でした。これは一般で販売されておらず、1989年にサントリーの初代社長・佐治敬三氏が勲一等瑞宝章を受賞した際の祝賀パーティー用につくられ、パーティーの参加者に記念品として配られたウイスキー。最低でも25年熟成されており、5位にランクインする「山崎25年」のオリジナルバージョンと言われている。
今回の調査では、「響」「余市」「山崎」などジャパニーズウイスキーのランクインが目立った。朝ドラや世界的コンテストでの受賞をきっかけに、近年ジャパニーズウイスキーに注目が集まる一方で、ウイスキー生産のもとになる原酒不足が価格の高騰に拍車をかけていると考えられる。
今年3月には「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」の販売が終了。供給量の減少により、今後もジャパニーズウイスキーの買取価格は上昇していくと予想される。
重要な記事
最新の記事
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
小さくなって人気が出たヒマワリ【花づくりの現場から 宇田明】第62回2025年6月19日
-
媒体取扱手数料を新設 農林中金2025年6月19日
-
国連が制定「サステナブルガストロノミーの日」記念祭を開催 AgVenture Lab2025年6月19日
-
【JA人事】JAあまるめ(山形県)佐藤一彦組合長を再任(6月8日)2025年6月19日
-
女の伝えたイモ・ホドイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第345回2025年6月19日
-
2年連続で減収 信頼回復に力 日本穀物検定協会2025年6月19日
-
配合飼料供給価格 トン当たり約2200円値下げ 令和7年7~9月期 JA全農2025年6月19日
-
ダイナミックフェア出展するやまびこジャパン 36Vの動力噴霧機やハンディーソー、ラジコン草刈機を紹介 JA全農いばらき2025年6月19日
-
JAぎふ稲羽支店がオープン JA全農岐阜2025年6月19日
-
いちご新規就農者研修生募集 JA全農岐阜2025年6月19日
-
営農支援フェア2025に2000人超来場 最新農機を展示・実演、セルフメンテナンス講習も実施 JAグループ宮城2025年6月19日
-
都市と農をつなぐ学びの場 大学生が企画「五感で学ぶ親子食育ツアー」開催 全国農協観光協会2025年6月19日
-
肥料価格高騰緊急支援で上限10万円の給付金 県内各所で説明会 千葉県2025年6月19日
-
GREEN×EXPO 2027の "応援の輪"広がる 横浜のイベントや赤レンガ倉庫で「Blooming RING」配布 2027年国際園芸博覧会協会2025年6月19日
-
非常食に新しい選択肢「お米でできた麺で食べる 米めん」シリーズ登場 ケンミン食品2025年6月19日
-
全国の『地牛乳』や国産牛肉を直売「第8回らくのうマルシェ」開催 全酪連2025年6月19日
-
坂口農園 「ありがとう」の文字入りメロン ふるさと納税返礼品に登場 石川県小松市2025年6月19日
-
プロ野球チーム「佐賀アジアドリームズ」ホームタウンの耕作放棄地で米づくり開始2025年6月19日