配達車両と営業車両に「自動車緊急脱出ツール」を標準搭載 ならコープ2020年9月18日
市民生活協同組合ならコープは、全国の生活協同組合に先駆けて、自動車緊急脱出ツール「消棒レスキュー」を県内を走る配達車両と営業車両に標準搭載する事を決めた。
いざという時に窓ガラスを割って車内から脱出できる
交通事故は、全国で年間約63万件発生しているが、そのうち車両缶詰事故は、年間およそ2万件。消防白書によると、車内に閉じ込められて死亡した「車中死」は、車内焼死者が約200人、車内溺死者が約150人で、奈良県でも令和元年の交通事故は、およそ3300件発生している。また、自然災害に起因する自動車水没事故は、毎年のように発生しており、昨年の台風15号/19号水害の際は「自動車水没事故」での死者の約6割強が、自動車水没事故での「車中死」だった。
ならコープは、こうした状況をふまえ、「自動車緊急脱出ツール」を県内を走る配達車両173台と営業車両112台に導入。その大きな理由として、「従業員(組合員)の命を守る(協同組合として価値向上)」、「事故に遭遇、または起した場合に被害に合った車両の人を助けに行く(社会に対する貢献)」の2点をあげている。
今回採用する自動車緊急脱出ツール「消棒レスキュー」は、経済産業省の「標準化制度」第一号認定を受け、消棒RESCUEを基準に定められた国内で最初の「JIS認証」を受けた製品。「グローバルニッチトップ」に認定され経済産業大臣表彰を受賞しており、JIS原案作成委員会には主婦連が参加していた。また、消棒RESCUEを開発した(株)ワイピーシステムの開発理念に「社会貢献・社会支援ツール」として活用されるシーンが想定されていることも採用の重要なポイントとなったという。
車内に標準装備された「消棒レスキュー」
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(165)食料・農業・農村基本計画(7)世界の食料供給の不安定化2025年10月25日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(82) 4-キノリル酢酸【防除学習帖】第321回2025年10月25日 -
農薬の正しい使い方(55)防除の要は第一次伝染時【今さら聞けない営農情報】第321回2025年10月25日 -
オリーブと広島【イタリア通信】2025年10月25日 -
【特殊報】果樹全般にチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で発生と加害を初めて確認 広島県2025年10月24日 -
東京と大阪で「業務用米セミナー&交流会」 グレイン・エス・ピー2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(1)2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(2)2025年10月24日 -
【人事異動】農水省(10月21日付)2025年10月24日 -
生産者の米穀在庫量257kg 前年同月比17.4%減 農水省2025年10月24日 -
(458)農業AIは誰の記憶を使用しているか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月24日 -
甘みたっぷりブランド温州みかん 福岡県産「北原早生フェア」25日から開催 JA全農2025年10月24日 -
11月23日は『ねぎ』らいの日「小ねぎフェア」27日から開催 JA全農2025年10月24日 -
関西電力発行のトランジション・ボンドに投資 温室効果ガス削減を支援 JA共済連2025年10月24日 -
滋賀県産近江米「みずかがみ」など約50商品を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年10月24日 -
寒さの中に咲く、あたたかな彩り「埼玉県加須市産シクラメン」販売開始 JAタウン2025年10月24日 -
JAタウン「あつめて、兵庫。」×「お肉の宅配 肉市場」コラボ特別セット販売2025年10月24日 -
【農と杜の独り言】第5回 水田のある博覧会 食料安保考える機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年10月24日 -
ありあけ「横濱ハーバーダブルマロン」で「ミャクミャク」「トゥンクトゥンク」 のコラボ商品発売 国際園芸博覧会協会2025年10月24日 -
鳥インフル スウェーデンからの生きた家きん、家きん肉等 輸入一時停止 農水省2025年10月24日


































