会津栗のモンブランと有機米おはぎが合体 新感覚スイーツで農家を支援2020年9月28日
福島県会津の老舗菓子店、お菓子の蔵太郎庵は、会津の農家を支援するため、地元の栗と米を使った新作おはぎ「会津栗モンブランスーパーおはぎ」を開発。クラウドファンディングを通じて10月18日まで販売している。
会津栗モンブランスーパーおはぎ
「会津栗モンブランスーパーおはぎ」は、地元栗農家と共に作り上げた栗園で獲れる会津栗と会津有機米を使い、素材にこだわったおはぎ。
同社は、東日本大震災から9年が経った今も風評被害に苦しむ会津の農家の状況を少しでも変えたいと極力地元の素材を使ったお菓子作りを心がけている。今回使った栗と米はいずれも、同社がこれまで様々なお菓子に使って人気を博してきた素材だが、秋の彼岸を迎えるにあたり新商品のアイデアを練っていたところ、「この栗とお米を使った全く新しいおはぎを作ろう」と新作おはぎを考案した。
栗は、会津の栗農家と栽培から関わって作った会津栗。同社では会津栗を未来に残すため16年前から地元栗農家と勉強会を重ね、土壌作りから栗園作りを支援している。今回は、風味豊かな会津栗をモンブランクリームに仕上げた。一方、米は会津・熱塩加納地方の米農家から直接買い付けした有機JAS認定米を使用。化学肥料を使わずに、米ぬかや魚カスなどを堆肥化した有機肥料と手間のかかる紙マルチ栽培で育てられた有機JAS認定米だ。
「会津栗モンブランスーパーおはぎ」は、ケーキのモンブランとおはぎが合体したような新感覚スイーツ。まさにここでしか食べられない季節の味を試してみては。
断面図
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