融資型クラウドファンディングでカンボジア農家支援ファンド募集開始2020年10月1日
(株)CAMPFIRE SOCIAL CAPITALが運営する融資型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE Owners」は、「カンボジア農家支援ファンド5号」の募集の取扱いを開始した。募集期間は10月26日まで。

カンボジアは2000年以降、2009年~2010年リーマンショックの影響を除き、毎年6.5%以上の高いGDP成長率を維持。GDPにおける農業の比率は約30%と国内の主要産業である上、カンボジア王国農林水産省(MAFF)の2016~2017年年次報告によれば、1年間のコメの生産量は995万トンと、同年日本の約800万トンを大きく上回る。
しかし、カンボジアでは銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家が少なくないことから、同社は、農家が新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルのローンを開発。農家に寄り添った金融サービスを提供することで、2年間で累計1000件以上の農機購入を支援している。
これまでJC FINANCE PLC.は、「CAMPFIRE Owners」を通じて第1号から4号ファンドまでの資金調達を行っており、その実績は支援総額6085万円、累計投資家数305人となった。
今回の第5号ファンドでは、引き続きカンボジアの農家に対し、主に大型農機の購入ローンを提供するための資金調達を行う。
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