トキの野生復帰と農業を応援 佐渡市へ323万7683円を寄付 コープデリ連合会2020年10月7日
コープデリ連合会は10月3日、「佐渡トキ応援お米プロジェクト」で集まった寄付金323万7683円の贈呈式を、新潟県佐渡市で行った。プロジェクト発足からの寄付金額の合計は、10年間で2615万7892円となった。
寄付金贈呈式に参加したコープにいがた 長谷川聡理事長(写真左)、コープクルコ山口栄理事長(同中)、佐渡市 渡辺竜五市長(新潟県佐渡市新穂青木のほ場で)
贈呈式では、同グループを代表して、コープにいがたの長谷川理事長とコープクルコの山口理事長が佐渡市の渡辺竜五市長に目録を手渡した。
同プロジェクトは、佐渡市が進める環境に配慮した農業(生物多様性農業)の推進やトキの野生復帰の支援に役立ててもらうための活動で、2010年4月に佐渡市、コープにいがた、コープネット(当時)の3者で立ち上げた。
宅配サービスと店舗で販売している「CO・OP 産直 新潟佐渡コシヒカリ」(2kg・5kg企画、無洗米)の米1キロにつき1円を、また、「CO・OP 産直 新潟佐渡コシヒカリで作った焼おにぎり」と「CO・OP 産直新潟佐渡コシヒカリで作ったごはん」(3 パック入り)は、1点につき1円を「佐渡市トキ環境整備基金」に寄付。佐渡のお米を食べることで、トキと共生する米づくりを支えている。
トキ定着の目標として2014年に60羽、2018年に220羽を達成するなど、トキの野生復帰が順調に進んでいることを踏まえ、今年2月に当初の協定書の内容を引き継ぎ、連携協定の主眼を「佐渡トキ保護活動」から「佐渡トキ野生復帰」を目的とする内容へ移行。JA佐渡、コープクルコを加えた5者で、あらためて協定を締結した。また「佐渡トキ応援お米プロジェクト」等、連携の取り組みを定めた覚書を、佐渡市、コープデリ連合会、JA佐渡、JA全農にいがた、全農パールライス、日本生活協同組合連合会の6 者で締結した。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】温州みかん(施設栽培)にワタミヒゲナガゾウムシ確認 静岡県2025年8月5日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】二つの中央銀行物語~目の前にある危機と負の遺産の重荷 不都合の尻ぬぐい役に2025年8月5日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月5日
-
【注意報】普通期水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年8月5日
-
【注意報】大豆、野菜類などにハスモンヨトウ 県下全域で多発のおそれ 岐阜県2025年8月5日
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年8月5日
-
JA貯金残高 107兆5505億円 6月末 農林中金2025年8月5日
-
経営的視点で教育文化活動を 協同活動と総合事業の好循環を実現へ 家の光文化賞JAトップフォーラム2025年8月5日
-
随契米販売 キャンセル1割 2万9000t 配送遅れで2025年8月5日
-
米価10週ぶり上昇 40円プラスの5kg3625円 農水省2025年8月5日
-
主食用米の需給見通しとはいったい何なのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月5日
-
AKB48が「ニッポンエール」商品を紹介 SNSショート動画配信開始 JA全農2025年8月5日
-
「人権方針」「役職員行動規範」を公開 サステナビリティ経営を深化 JA三井リース2025年8月5日
-
日本の伝統食品「麹」を応用 タンパク質増産技術を開発 農研機構2025年8月5日
-
植物は「危険サイン」で寄生線虫を察知 糸状菌や昆虫も同じ仕組みで認識か 理研×農研機構×JST2025年8月5日
-
【機構改革・役員人事】クボタ(9月1日付)2025年8月5日
-
オフィシャルストア3号店オープン 公式マスコットキャラクター新商品も発売 国際園芸博覧会協会2025年8月5日
-
アフリカとのビジネス交流促進「TICAD Business Expo&Conference」初出展 ヤンマー2025年8月5日
-
【訃報】マルトモ相談役 明関和雄氏 3日に96歳で死去2025年8月5日
-
毎年大好評「メイトーの北海道かぼちゃプリン」期間限定で発売 協同乳業2025年8月5日