学校栄養職員などに向け食育セミナー開催 ひかり味噌×和食給食応援団2020年10月8日
長野県・下諏訪町のひかり味噌(株)は9月29日、和食文化の継承に取り組む和食給食応援団と八広地域プラザ吾嬬の里(東京都墨田区)で味噌と和食の魅力を伝える食育セミナーを開いた。
教職員向けに行われた食育セミナーの様子
同社は、日本の伝統食品である味噌のメーカーとして、いまや世界で楽しまれている和食と味噌の魅力をあらためて子どもたちに体験してもらい、日本の伝統的な食文化の継承をサポートしようと、2017年から食育授業を実施している。4年目となる今回は、東京都の江東区教育委員会の後援のもと、同区を中心とした東京都内の栄養教諭・学校栄養職員の方に向けて開催。新型コロナウイルス対策として、オンライン配信で実施したところ、北海道、大阪など全国から100人以上が参加した。
セミナーでは、同社の醸造責任者から味噌の発酵と熟成のメカニズム、味噌の種類による味わいの違いなどを紹介。後半では、7年連続ミシュランガイド2つ星を獲得した「京料理 たか木」の高木一雄氏が、味噌を活用した和食給食献立の調理実演を行った。
和食給食応援団は、2014年3月に、「和食」文化の継承に意欲をもった和食料理人と大手食品メーカーが農林水産省の元に集結し設立され、現在、全国約64人の和食料理人と65社の企業が活動に参加。和食料理人が全国各地の小中学校を訪問し、学校栄養職員と連携した和食給食献立の開発や出汁の取り方などの和食をテーマにした授業、和食給食の調理・提供の支援を行っている。また、学校栄養職員を対象とした調理実演会などで、給食に取り入れやすい和食献立を紹介。これらの活動を通じて、学校給食における和食の提供回数を増やし、子どもたちに和食の大切さを伝えている。
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