ロシアのバイテク動向を紹介 USDA2013年8月30日
130カ国以上の農業経済、製品などについてタイムリーな情報を発信している米国農務省の「USDA GAINレポート」は、ロシアにおけるアグロバイオテクの動向を取り上げている。バイテク情報普及会が発行するニュースリリースから、その内容の要点を紹介する。
ロシアは食品用と飼料用の遺伝子組換え作物の輸入承認審査を継続しているが、栽培承認をカバーする法律や審査の仕組みは整備されておらず、事実上は禁止状態にある。輸入については、組換え作物とその加工食品は輸入している。
一方、ロシア関税局のデータには遺伝子組換え作物と非組換え作物の区別はしていないが、ロシアが輸入するトウモロコシと大豆のほとんどが、遺伝子組換え作物を含んでいる。
また表示については、安全性においてのいくつかの技術規制が2013年7月から施行されている。これらの規制は、食品中に遺伝子組換え作物が0.9%以上含まれている場合に表示を義務付けている。
(関連記事)
・米国トウモロコシ作付面積3941万ha 9割GM(2013.08.08)
・【ブックガイド】世界の飼料穀物需給 -トウモロコシ需給の構造変化-(2013.07.11)
・トウモロコシ種子の販売増加 モンサント(2013.04.27)
・農業残滓のトウモロコシ茎葉からエタノールを生産 デュポン(2012.12.12)
・中国、トウモロコシの輸入先多元化を検討―国内生産量は史上最高(2012.11.29)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日