通年で種子関連事業が好調 モンサント・カンパニー2014年10月30日
モンサント・カンパニー(米国)は、通年でグローバルな種子関連事業が好調だったことから2014年会計年度の業績が従来発表していた予想レンジの上限を若干上回ったと発表した。
2014会計年度第4四半期の純売上高は約26億ドル(1ドル105円換算で約2730億円)となり、2014会計年度通年の純売上高は、大豆事業部門が過去最高を記録するなど、好調な種子関連事業が、前年比7%増の159億ドル(約1兆6695億円)となった。
通年での種子関連事業の純売上高は107億ドル(約1兆1235億円)、農業関連製品事業は51億ドル(約5355億円)に達した。
通年の純利益は、前年の25億ドルに対して、約27億ドル(約2835億円)となった。1株当たり利益はオンゴーイングベースで5.23ドル(約549円)、報告ベースでは5.22ドル(約548円)となっており、「農業関連産業を取り巻く環境が厳しさを増す中、弊社が好調な業績を達成できていることを証明」しているとの見方を示した。
今後についても、「将来の成長を可能とする投資を行いながら2015会計年度も好調な業績の見通し」だとしている。
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