ジャガイモ作付面積1700ha増 冬春野菜の需給2013年6月13日
農水省は6月12日、平成25年度冬春野菜等の需給ガイドラインを策定した。
25年産冬春野菜の総需要量は875万8600t、供給量は1049万4200tとなり、ともに23・24年度に比べて1%ほど増えた。作付面積は14万9426haで、23・24年度に比べて2000haほど増えている。
品目別で需要がのびるとされたのは、春ダイコン(前年度比6.13%増)、秋冬ダイコン(同3.21%増)、冬ニンジン(同2.07%増)など。
一方、需要が減ると見込まれるのは、冬春ピーマン(同4.45%減)春夏ニンジン(同3.69%減)、春キャベツ(3.43%減)など。キャベツが減ったのは、「24年度が豊作で、25年度は平年並みに戻ると予想される」(生産局農産部園芸作物課)ため。
作付面積の指標で大きな増減があったのは、北海道産のタマネギが900ha減、ジャガイモが1700ha増など。
北海道産タマネギについては、「10月から3月までのタマネギはほとんど北海道産のみになるが、この時期の流通量がやや過剰」なため。
◇
このガイドラインは、主要野菜の需給安定をめざし、JAグループや主要産地が作付け計画を策定するための参考として、年2回取りまとめているもの。
今回は、25年10月から27年3月までに出荷期を迎える冬春野菜について発表した。
(関連記事)
・冷凍野菜輸入量、過去最高の95万トン(2013.04.27)
・夏秋野菜の収穫量、前年比7%増 農水省統計(2013.04.19)
・トマト、ナス、キュウリなど需要回復 25年産夏秋野菜の需給ガイドライン策定(2012.12.14)
・野菜・果物を食べる頻度増える JC総研の消費行動調査(2012.12.03)
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日