臭わないたくあん登場 農研機構が新品種育成2016年2月1日
加工しても臭わず黄変しないダイコンができた。農研機構と渡辺農事株式会社が、たくあん用の「悠白」と、おろしやつまなどの生食加工や切干しに適した「サラホワイト」の2品種を育成した。いままでにないフレッシュ感のある加工品ができる。
育成された両品種ともダイコンの辛味成分の前駆体(アブラナ科の辛味成分の元)でもあり、臭気や黄変の元となる「4‐メチルチオ‐3‐ブテニルグルコシノレートという物質を含まない、初めての実用品種。
「悠白」をつかったたくあん漬けは臭気が生じないため、冷蔵庫内での保存時や、たくあん漬けを添えた弁当を電子レンジで加熱しても臭いが気にならない。また、「サラホワイト」の大根おろしでは、製造後1年冷凍貯蔵しても臭気や黄変がなく、辛味やフレッシュ感が保てる。
「悠白」は秋まき秋冬どり、「サラホワイト」は秋まき冬どり。
種子は平成28年夏季から渡辺農事株式会社から販売予定。問い合わせは同社(電)04-7124-0111。
(関連記事)
・機能性食材など伝える食のセミナーに 合計で120人が参加 農研機構 (16.01.29)
・代かきによる放射性物質低減技術の手引き公表 農研機構ほか (16.01.27)
・静岡でカンキツ産地改革フォーラム開催 農研機構 (16.01.26)
・寒締め栽培で 機能性成分富むホウレンソウ 農研機構 (15.12.28)
・土着天敵「タバコカスミカメ」利用技術マニュアル 農研機構 (15.12.09)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
耕地面積423万9000ha 3万3000ha減 農水省2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日 -
タイミーと業務提携契約締結 生産現場の労働力不足の解消へ 雨風太陽2025年11月7日 -
スマート農業分野の灌水制御技術 デンソーと共同で検証開始 ディーピーティー2025年11月7日 -
コクと酸味引き立つ「無限エビ 海老マヨネーズ風味」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月7日 -
おいしい「いわての原木しいたけ」銀河プラザで販売会 岩手県2025年11月7日


































