長野県の小中学校に木育教材提供 農林中央金庫2013年2月19日
農林中央金庫は長野県で県産木材の利用促進と森林の大切さなどをPRしようと、県内の小中学校向けに県産杉で作ったプランターカバーと木育紙芝居を製作。2月5日に寄贈式を行った。
寄贈先は長野地区でみどりの少年団活動を行っている42の小中学校だ。長野市立山王小学校で行った寄贈式には、長野森林組合の大日方英雄代表理事組合長、長野県森連の田中高徳代表理事専務、農林中央金庫の矢島仁関東業務部長らが出席した。
矢島氏は集まった児童たちに、日本は国土の3分の2が森林である世界3位の森林大国であるが、国内で使われている材木の7割が輸入品であることなどを紹介し、「このプランターカバーや紙芝居をきっかけに、日頃、当たり前すぎて気付かなかった森林について学習してほしい」とあいさつした。
プランターカバーは長野森林組合が県産の間伐材を使って制作した。木育紙芝居は、森林整備や木材を利用することの大切さ、山と海との関係などについて学べる内容となっている。
(写真)
寄贈したプランターカバー、木育紙芝居と山王小学校の児童、教員、農林中金、森林組合ら関係者
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