「挑戦意欲あふれる人材を」 農林中金が入庫式2013年4月2日
農林中央金庫は4月1日、都内で新入職員の辞令交付式を行い、今年度の入庫者118人が参加した。
河野良雄代表理事理事長は訓話の中で、農林中央金庫の活動の原点を「相互扶助を通じた共存共栄、公正な社会の実現を目的とする協同組合精神」だとして、この点がほかの金融機関とは根本的に異なる点であり、それこそが「金庫の存在意義」だと強調した。
金庫の事業については、政府がTPP交渉への参加を正式に表明したこと、世界的な金融緩和の長期化が予想されることなど、事業環境が変化するなかでも「金庫は、系統の余裕金を運用し、その収益を還元するという重要な役割に変わりはない」。その役割を果たすためには、「世界的な競争を勝ち抜くため、専門知識を有する人材の育成と、リスク管理手法の継続的な高度化」に取り組んでいることを紹介した。
こうしたなか、金庫の求める職員像として、「基本的使命を体現できる挑戦意欲あふれる人材」だとして、新入職員に対して「金庫は今年で創立90周年。10年後の100周年には、皆さんがそれぞれの持ち場で中心戦力として活躍し、金庫を支えている光景を想像している。先人達が築きあげた金庫の伝統と誇りを継承し、さらなる発展につなげてほしい」と期待した。
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